今日の一言

最近見聞きした中で「ほんまかいな」と思ったことが一つある。最近の少年漫画では所謂「修行パート」があまり好まれないらしい。

「ほんまかいな」を通り越して「マジかよ」である。修行パートといえば少年漫画の醍醐味の一つなんじゃないのか。『HUNTER×HUNTER』のグリードアイランド編でのビスケの修行や『結界師』の極限無想の修行、『BLEACH』でちょくちょく出てくる謎の修行(割と前半の方の修行が好きだった)、その他諸々の修行パートは見ていて面白いし、登場人物の違った側面が見られるので「おっこんなキャラやったんか」と新たな一面に驚かされたりもする。

しかし言われてみると最近あんまり修行パートを見ることがないような気がしなくもない。そう言えるほど漫画を読みまくっているというわけでもないが、「確かにあんま見かけねえな」とは思う。

修行パートを必ずしも必要としない漫画(歴史モノとか日常モノ)が増えてきたというのもあるだろうし、「努力以外によって何らかの能力が付与されるパターンが好まれる」というマーケティング的なアレもあるのだろう。ただまあ、後者は登場人物に感情移入しにくいなぁとも思うが。1

修行ってのはこっそりやるから面白いのであるし(こっそりやってなくても面白い)、修行しても結果がついてこないのもまた修行だなと思えるのだが、あんまりそういうのは今時流行らないのかもしれない。過度な修行の持て囃しによって部活やら何やらで過労とかになっても困るとかっていうのもあるのだろう。知らんけど。

なんかいい感じの修行パートのある漫画や小説をご存知でしたらぜひ教えていただきたく思います。

  1. 仮に何かをその登場人物が成し遂げたとしても、「すっげー!」とはならんような気がする。「いやそれお前の力というよりなんかエラい人からスゴイ能力貰っただけやんけ」というツッコミを入れると思う。 []

文系社会人を経ての無職。からの学生。 本業は医学生、副業は無職文系。

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