駿台atama+模試結果・雑感
目次
得点一覧
英語筆記:85/100
英語リスニング:87/100
数学IA :70/100
数学IIB :68/100
国語:161/200
化学:54/100
生物:61/100
日本史:83/100
地理:73/100
各教科雑感
受験日順に雑感を書いていく。
日本史B
試行問題に類似した設問形式が用意されており、かなり試行問題を意識した出題だと思われた。知識問題の比率はこちらの方が多い気がする。センター試験と比しても大幅な改変があまりみられない科目。出題範囲は旧石器〜明治あたりと夏の模試の定番みたいな範囲だが、難易度はそこまで高くない。パソコンによっては一部資料が見にくいかも。よく拡大/縮小する必要がある。
地理B
試行問題もセンター試験寄りだったが、今回の出題も似たような感じであるため、センター試験型模試との違いがよくわからない(とはいえセンター試験にしろセンター試験型模試にしろ地理を受けたのは割と前なのでなんとも言えない)。ドリーネやらモレーンやらの地形用語を割とど忘れしている。日本史Bよりも更に拡大や縮小のワザを使う。特に画像・グラフ類や地図比較するやつ。いや私が単に老眼なだけかもしれない。
英語リスニング
画面見ながらメモ取りながらマークするの割と至難の技なのでTOEFLとかってどうなるんだろうと思わなくもない。
こちとらTOEIC100問ノーメモノーリスンアゲインで慣れとるんじゃーと思わなくもなかったが、ややこしいものはややこしいのである。最後の方のカオス感が半端なかった。これが紙面でいつも通りにやるなら特に問題はなかったんじゃないかと思われる。
英語筆記
解き始めて思ったこと:「これモロTOEICじゃね?」
画面で横文字を読み進めるのがこんなにも大変だとは思わなかった。1度目の大学時代はなるだけ印刷して論文を読むようにしていたので、1時間かそこら画面で読むだけで眼も肩も疲れ果てるのかと愕然とした。紙なら天下ではと思わなくもない。まあ今後の共通テスト型模試が紙ベースで実施される可能性はかなり低いと考えられるので、早く画面になれることが肝要だとは思うが…。とはいえ本番は紙ベースだと思われるのでまああまり気にしないことにする。
国語
英語に比べると、かなり楽に読み進められた印象がある。とはいえ、古文・漢文で直接問題文に書き込めなかったのは手痛かった。最初の評論もどきと謎の寸劇はいったい何なんだ。あれは国語といってもいいのか?
数学IA
データ分析の範囲多すぎ問題。あと時間足りなさすぎ問題。データ分析、恐らくツール・ド・フランスがテーマだろうが、画面を見ながら計算進めながらしかも画面の情報に書き込めない状態で考えながらするのはかなりの至難の業だと思った。
数学IIB
微積分とかを画面でやるのは割と難易度高くね?画面に書いてある図をそのまま利用して書き込むにはマウス故に時間がかかる。あと対数の計算を途中で度忘れしたのが痛かった。数学全体に言えることだが、証明の穴埋めは割と楽なんじゃないかと思うし、センター試験の時代よりもはるかに流れに乗っていけばいいのでやりやすい気がする。あと、数学は画面でも従来とあまり点数が変わらなかった教科でもある。いや、共通テスト形式になってから解きやすくなったか?
生物
生物も図に書き込みにくい状態から思考することで非常にやりにくかった感のある科目であった。あと高校生八面六臂の活躍しすぎでは?自家製納豆作ったりとか。出てくる高校生の名前が割とナウいなと思った。数学が「太郎・花子」であるのに対して「ジュン」やら「ヒカル」やら現代っぽいな。そのうちキラキラネームになるんだろうか。
化学
理論・無機・有機のバランスの取れた出題だった。理科は従来型と比してあまり点数の変動がない(若干低い?)。多分もう少し考察系に慣れる必要があるのだろうが、化学は生物と比較するとよりセンター試験に近い形式だった。
解答形態について
基本はマウスの操作になる。マークシートを表示して、選択肢をクリックするのだが、教科によってはマークシートの表示が鬱陶しいことがあるため、ショートカットキーを併用しての解答が一番効率が良いのではないかと思った。よく使ったのは「拡大/縮小」と「マークシート表示/非表示」である。マークシートの位置を移動させる機能も使ったが、できればこれにもショートカットキーがあればよかった。
描画ツールは、文系科目・理系科目共に線を引く機能と文字とかを書く機能の両方をよく使った。描画ツールに一番世話になったのは国語だと思われる。基本は線を引く機能で選択肢を消去し、文字とかを書く機能で書き込む感じである。ただ、理系科目は画面に書き込むよりも紙に書いたほうが早いことも多々あった。画面に書き込めるタイプのパソコンを使用して、スタイラスペンとかApple Pencil的なやつを使えばもっと効率よくできたのかもしれない。我が家にそんなガジェットはなかったため、そのまま解いたが…(そもそもそれを使える試験システムかどうかもわからないのだが)。
役に立ったモノ
ボールペン
計算用紙に書くときに、シャーペンよりも効率が良い。芯も折れない。使いやすい太さは0.5。私はジェットストリームを使用したが、取り敢えずインクが急に出てこなくなったとかそういうのがなければ問題ないと思われる。ただ、本番を鑑みるに黒一色にしておいた方が良さそうである。
A4の計算用紙
他のサイズよりも広々と書ける。たまたま家の中にA4の裏紙が大量にあったのでそれを使用した。机が広ければ、パソコンの下に十数枚挟んで使うとやりやすい。
キッチンタイマー
今回の受験方式では制限時間の決まりはあったが、何時から始めなければならないといった決まりはなかった。そうなると自分が何時から始めて何時に終わらなければならないといったのがわかりにくくなったため、時計よりもキッチンタイマーのほうがわかりやすかった。勿論本番は時間が決まっている(どうやらK塾のWeb模試も時間が決まっているらしい)ので時計を使用するが、Web受験はいつ始まりいつ終わるのかがなかなか見えにくい。一応時間が来たら画面に表示は出たが、それまで「あと何分あるのか」がわかりにくいまま進めることになるのは面倒である。キッチンタイマーならスタートを押せばあと何分なのかが明白であるため、Web模試の良き相棒となりそうだった。
パソコン乗せる台的なやつ(無ければ雑誌とか紙の束)
机と椅子の高さにもよるが、ノートパソコンでのWeb模試受験は目が疲れるものである。私が使用した机と椅子では、ノートパソコンの画面で問題を解くときに視線が前方かつ下に向いて(ついでに姿勢も前のめりかつ下向きになって)しまい眼精疲労と肩凝りに悩まされることになったので、目線を上げて問題を解けるようにした方が健康上良いのではないかと思われる。これが解答用紙は別(机の上)とかなら話は別だろうが、解答も画面上であるので、尚のこと少しパソコンの方に高さがあった方が良さそうである。そんな台など家にはなかったので、前述のA4サイズの裏紙を束にして高さを出して解答することにした。他にも雑誌とかも使えそうである。ただ、くれぐれもパソコンをぐらつかせないようにしてほしい。安定していない状態でパソコンを使うのは危険極まりないからである。
目薬
眼精疲労対策。思った以上にパソコンの画面上で長時間問題文を読むのは疲れるものである。休憩時間には水分補給と目の疲れをとることに尽力しながら解いていた。