今日の一言

あと10日もすれば無職生活も900日となるし、あと110日もすれば無職生活も1000日の大台となる。2018年に無職を始めたときは、まさかこうなるとは思わなかった。こうなるとは思わなかったのはこの社会に対してでもある。まあ人生は「まさか」が9割らしいので、こんなもんかと思いながらやっていくことにする。

それはそうと昨日からK塾の共通テスト模試についてぼんやり考えていた。各教科雑感を模試の得点結果の記事に書こうかとも思ったのだが、Web模試だったので内容を省みることが容易にできないことと、ほぼうろ覚えだったことから断念した。また気が向いたら追記するかもしれないしそのままにするかもしれない。

以下、今日ぼんやり考えたことをぼんやり書いていく。

なんかどっかで聞いたことのある、「パソコンやタブレット等でメモを取った場合と手書きでメモを取った場合では、後者の方が記憶に残りやすい」みたいな研究結果を思い出したりもした。幾らマーク式の試験だとしても、やはり手書きは手書きになる。計算とかも問題用紙に書いちゃう。紙媒体だと割と細かいところまで鮮明に覚えていたりするのだが、Webだと途端にうろ覚えだ。問題用紙に直接書き込みながら思考するわけではないからである。

あとは前回S台atama+模試を受けたときに悩まされた眼精疲労について。今回全統共通テスト模試を受けたときにはあまり眼精疲労を感じなかったのである。atama+以前と以後で私の生活に何か変化があったかと言われると、勉強に関しては特に変化がない。その他起床就寝やら食事やら運動やらも変わったことがない。変化らしい変化といえば、目薬の種類を変えたこと(及び、全統共通テストの合間合間に目薬をさしまくったこと)と、『KGBスパイ式記憶術』を読んだことだろうか。

ページめくり方式とスクロール方式ではスクロール方式の方がやりにくかったが、眼的には良かったのかもしれないという可能性も考えられなくはない。ただまあ一読して「なんというロシア系な終わり方の話や」と思った本がもしかしたら眼精疲労の低減に一役買っていたのかもしれないと思うとちょっとロマンがあるので、もう暫くこの本のトレーニングをやり続けようと思う。大抵こういう「CIAに学ぶ~」とか「スパイの~」とかいうやつってあんまり役に立たないイメージがあったのだが、この本はちょっと役に立つような気がする。

それから英語筆記について。リスニングはもうなんかこう「選択肢ガッと黙読して聞こえてくるままに選ぶ」みたいな感じとしか説明できんので置いておくとして、英語筆記に関しては思うところがあったので書いておく。いくつかの設問に「ファクトを選べ」とか「オピニオンを選べ」というのが出てきた。ファクトは文字通り文章中にある事実だし、オピニオンは文章中に出てきた意見である。これらを選ばせるのは今風っぽいなと思った。

昨今様々なメディアや某国の大統領があれはフェイクニュースだのファクトチェックが出来ているのかだのと喧々轟々としているらしいが、「書かれているものが事実なのかそうでないのかを見分ける力」の重要度はより高まってきているようである。そんな背景を元にしてこんな設問ができているのだとしたら英語筆記も随分ナウい問題作成となったもんだなと思ったりもした。

書かれている文章や絵をその意図通りに読み取らせる力というのは従来のTOEICの十八番だと思っていた。実際TOEICの最初の写真問題では写真を忠実に描写した選択肢を聴こえてくる中から選ぶ必要がある。

例えば書類や本がテーブルの上で散乱している写真があったとして、間違っても「この部屋は数週間片付けがされていない」だの「さっきこの部屋で乱闘があった」だの「窓が開けっぱなしになって風が吹いている」だのを選んではいけないというやつである。そんな雰囲気の設問が英語筆記・リスニング序盤に出てきていたので、これはもう実質TOEICでは?感が前回のatama+から拭えていない1

今後はそういう設問が増えていくのだろうか。文法やらアクセントやらがなくなったのは嬉しいが(本当に無くなったのか?と疑ってもいるが)、何だかモロに世相の影響を受けてるんじゃないのかと勘繰ったりもする。どういう意図で問題が作成されたかは知らんけども。

  1. 結局筆記だけでなくリスニング の話もしてしまった…。 []
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文系社会人を経ての無職。からの学生。 本業は医学生、副業は無職文系。

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