無職323日目

目が覚めたら午前8時過ぎだった。

朝から、午後にBistroが来るために台所周辺を片付けることになる。途中家族が外出したため、片付けがひと段落してから諸々の家事を済ませることにした。

昼食前に理系科目に勤しみ、遅めの昼食を食う。

午後にシュレッダー祭りを開催している途中にBistroが来たため、さっそく温泉卵を電子レンジで作ることになる。このあたりから我々の常識をはるかに超えるような事柄が起こりだす。

まず、生卵のままレンジにぶっこむという理解の範疇を超えた状態。殻つきのまま割りもせずにレンジにぶっこみ、指定のボタンを押してレンジを作動させると、少ししたら絶妙な温泉卵ができていた。目の前の光景が信じられねえ。

そして、メニュー集を見ていると、パスタすら茹でられるらしい。どういうことだ。

更に更に、レンジ内で「二刀流」ができるらしい。レンジの上段でAの料理、下段でBの料理、みたいに同時進行でチンできるとのこと。頭良すぎだろう。

晩飯を早速Bistroで作る。昨日買ってきたぶ厚めのソーセージと一緒に野菜をグリル皿に乗せ、チンする。しばらくすると美味そうにできた。

早速食すと、玉ねぎがめちゃくちゃ美味い。ソースやタレを付けなくてもそのまま食べられるくらいで、玉ねぎ本来の甘味を感じられる。ぶ厚めのソーセージも外はパキッとしているし、中はジューシー。他の野菜も美味くできていたが、人参は根菜専用茹でメニューを使った方がよいかもしれない。

文明の利器と科学技術の粋に舌鼓を打っていると、オンラインゲーマーがキレていた。どうやら、電子レンジを利用するとオンラインゲームの接続が悪くなるらしい。しかし、そのキレた本人の飯を作るのは件のBistroであり、当人は家事もせず料理も作らず休日は四六時中ゲームをやるか寝るかしている人間である。無職である私含め他の家族もこれには困り果てる。電子レンジが嫌なら自分で飯を作ってもらう必要があるし、思い通りの生活がしたいなら家を出てもらう必要がある。まあ私は今年の春から家を出るつもりであるので、あとは当人と他の家族との問題になるのだが、昨年からのこの軋轢を鑑みるに、面倒事になるのは明白である。

さっさと家を出るに限るし、流石に無職のこの身、自分の将来が心配なので他の心配事を抱えられそうにない。

 

鯉王

文系社会人を経ての無職。 本業は受験生、副業は無職文系。

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