無職499日目
疲れから黒塗りの高級車に追突することもなく死んだように眠っていた。
目覚めたら午前5時。エアコンはつけっぱなしになっていたので慌てて消す。
朝から昨日と同じメニューで朝飯を作っている途中に冷蔵庫で頭を強打し、食い、洗濯物を干し、採点を行う。
国語で1箇所、「これは正解が二種類出てしまう問題なのでは?」と思うところがあった。
借りていた本の返却期限が迫っていたので図書館で返却し、そのまま公共交通機関に揺られて一路都会を目指す。
店舗での受け取り予約をしていたものを受け取り、コンビニで飯を買い、K塾近くの公園へ。飯を食い終わってから水分の補充のため別のコンビニに出かけると、予備校生の集団とかち合ってしまった。
昨日イキリ浪人生について割と書いたが、やはりイキっていいのは高校生と大学生だけだなと思う。
日陰者のようにコソコソとしろとは思わないし、全ての浪人生がイキっているというわけでもないが、せめて公共の場では(勿論予備校内においても)マナー良くしてほしいし謎の予備校談義を語ったりしないでほしいなぁと思ったり思わなかったり。
「イキり」の定義とか諸々についてはまた後日記事にするかもしれないが、大学生でもイキリすぎるとエライことになるのを思い出した。
神大生らUSJで大暴れ ボート転覆、乗り物から飛び降り…学生処分へ:産経新聞
何はともあれ自習室で勉強する。狭い。
右斜め後ろの席から謎の吐息が断続的に聞こえてくる。振り向くのが怖いので放っておくことにする。
講習の時間が来たため部屋を移動する。
今回の講習も得るものが多そうだし色々と自分の弱点やら何やらを炙り出せそうだが、全体的に「普段K塾の授業を受けたりしている人向けなのか?」と思うことが多々あった。
K塾の授業を受けていること前提の話が多すぎる。そもそも野良受験生は今のご時世そんなに多くないのかもしれない。
あと宗教っぽいところがあった。精神論極振り的な。
講習後、先だっての試験の疑義についてK塾受付で尋ねるも、「疑義」という単語が伝わらず難儀する。
大学で成績評価に(平たく言えば)文句がある場合に疑義を申し立てる仕組みがあるので、割とメジャーな言葉だと思っていた。
疑義では伝わらないので、「問題の一部に正解が二つ存在するのではないかと思われるものを発見した」と伝えたが、「天下のK塾様に無職の野良受験生が何を言ってるんだ」という視点もあるため結構恥ずかしかったりする。
それは結果が返却された後にしてくれとのこと。
果たして一ヶ月後まで覚えていられるだろうか。
これは私も初めて知ったが、「疑義照会」とすると薬剤師法に関連する言葉になるらしい。