陰翳公務員
リスニングの問題かなんかで「高校生のなりたい職業と親が子供に就けさせたい職業のランキング比較」みたいなやつがあった。そこから「今の高校生ってどんなものになりたいと思っているんだろう」と疑問を持って調べ始め、結果衝撃を受けたのがこちらである。
高校生が将来なりたい職業ランキング、1位は? – 2位エンジニア、3位教師|マイナビニュース
母数の少なさと%の少なさ(まあ%の少なさは現代の職業の多様性もあるだろう)から一概には言えないが、1位は「公務員」だそうだ。
私鯉王は無職文系になる前は公務員だった。2年ほど勤めた。ちなみに高校生の頃なりたかった職業は「研究者」である。まだ実現はしていない。
進路やキャリアパスが多様化した時代、それでも求めるのは安定のようだ。まあ公務員はポルポト政権下でも存在したらしいから安定の象徴としては申し分ないとは思う。
しかし公務員は楽ではない。思っているほど安定していない。たった2年勤めただけでエラそうに意見を言うなと言われるかもしれないが、割とな修羅場はくぐってきた。
「じゃあお前はなんで公務員になってなんで辞めたんだよ?」というツッコミが四方八方から炸裂しそうだが、「近い、早い、同僚に変な奴いなさそう」を追求したらこうなったのである。蓋を開けたら「近くて遠く、遅くなるしバリバリヤバい部署に当たった」であった。辞めた理由はまたどこかで書く。
それでは今をときめくDK・JKや就活を始めた大学生、社会人になったが今の仕事を辞めて公務員に転職しようとする人に役立つかはわからないがいくつかの公務員神話について話したいと思う。