無職820日目
今日の一言
最近勉強の合間に「バキ」を読み始めている。しかしこの「バキ」、いろんなシリーズがあるようで『刃牙道』や『グラップラー刃牙』、『範馬刃牙』に『バキ外伝』と、時系列がちょっとよくわからない(恐らく『グラップラー刃牙』が一番最初と思われる)。
そして読み始めるまで「バキ」が名前だと知らなかった。ニックネームかコードネームの類だと思っていたのである。これ出生届出された役所の人『何ちゅう名前や』って思っただろな…。
そして毎日1話ずつ読んでいく形式のため、同時進行で「バキ」シリーズを読み進めていくと今刃牙が何やってるのか訳わからんようになってくる(概ね戦っているというのは間違いないだろう)。アリゾナの監獄にいるのか親子喧嘩終わったあとなのか高校通いながら地下闘技場で闘ってるのか死刑囚が襲撃しに来ているのか宮本武蔵が蘇りつつあるのか、話が混じりまくってカオスと化している。それでも面白いので何の問題もないが。
個人的に今読み進めている中ですげえなと思ったのは『バキ』第28話〜第30話の刃牙と松本梢江のデートシーンである。ここにスペックが乱入してくる。1 勿論キスシーンでも刃牙はちゃんとスペックの存在に気付いているのだが、どっから現れたのか謎な花山薫がスペックを連れ去ってどっかに行ってしまう。松本梢江はスペックの存在に気付かない2 のだが、花山薫はそこまで静かにスペックを連れ去ったのか(刃牙のデートタイムを守った?)と思うと「花山さんカッケェな!!」と言わざるを得ない。3
でもって第29話で刃牙が口説き文句を口にするのだが、「お前闘いだけじゃなくてそっち系も凄いんか」と唸らされるものだった。照れも衒いもなくそういうことが言えるのは一種の才能だと思う。あと松本梢江と手を繋ぐときに(握力が強すぎてか?)松本梢江が痛がるシーンがあるのだが、そりゃまあ刃牙に手を握られたら一般成人男性でも痛そうではある。
話は変わるが、鯉王の祖父は鯉王が中学生の時に亡くなっている。生前若いときは握力が70kgくらいあったらしく、リンゴを粉砕したりとかしていたらしいのだが、晩年になって祖母が介護中に強く手を掴まれたりした時に「腕を折られるかと思った」と言っていたので、「握力が半端なくあったら便利かと思いきや大変なんだな」と中学生ながらに考えたのを思い出した。