あっという間に無職が始まってから50日が過ぎた。この調子だと無職100日目はすぐに来そうだ。

朝からランチパックならぬモーニングパックを食し、部屋の片付けをする。午後になってから自習室に向かった。

自習室に向かうついでに大型書店に寄る。前に新聞広告で見た雑誌:週刊ダイヤモンド2018519日号を立ち読みするためだ。

自分は医学部を目指す以上死ぬまで働くつもりである。何を専門にするのか、臨床医になるのか研究医になるのか……まだはっきりとは決めていない。一応病理医を目指しているが、20年後も病理医はあるのかどうかわからない。

医者になりたいのは食えるからというのもあるが、それが20年後もそうとは限らないし、それが第一の理由というわけではない。第一の理由は器ちっさいなと自分でも思うような理由である。

まあ日本国内で食えなくなっても他の国での医師の需要というものはあるはずである。英語、インドネシア語に加えどこでも需要のあるところの言語を覚えてそこで働くというのも考えている(でも、できればタガログ語とチェコ語とアラビア語は遠慮したい)。研究所とかに呼ばれたら尚更良い。

AIやロボットが出てくるならそれに張り合えそうなら張り合うし、張り合うのが不毛ならそれらを創り出せるようになれば良い。

なんだかんだやって医療や研究の第一線を歩き続け、その先に自分しかまだ見えていないような何かが見つかったり、自分が一番最初に何かの新しい分野に分け入ったり、自分が初めに症例なり治療法なりを探し出したり確立したりといった、学問の荒野を目指す道のりを死ぬまで歩き続けられれば、それほど幸せなことはないと思う。

そのために医師を目指している。要は「一番乗り」がしたいだけである。

だが、それで何処かの誰かが助かればありがたいことである。

何はともあれ。数Aの教科書は明日あたりに終わるだろう。一応明日は予備日だし。

ただ、自習室の入っているビルがエレベーターの補修工事をするらしいので、明日から使えなくなるのがちょっと不便かなと思う。まあ階段の上り下りとかをして身体を動かした方が良いのだが。

試験の日は確実に近づいている。それまでにどれだけ積み重ねられるか、当日どれだけ点の出る解答をできるか。器が小さいとはいえ自分の目指す未来はそれにかかっている。

文系社会人を経ての無職。からの学生。 本業は医学生、副業は無職文系。

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