今日の一言

嘘かホンマかはわからないが、「アニメやインターネット動画しか見ない」勢がいるらしい。最早ラノベや漫画すら読まなくなってしまった層という都市伝説なんだか何なんだかわからん人々が実在するのだとしたら興味本位で見てみたい気もしなくもないが、話が噛み合うかどうかは全くもって不明である。

そもそもテレビを観なくなってもう何年が経とうとしているのかが不明となっている無職文系である。文系大学生時代もそして今も自分の根城にはテレビを置いていない(NHK撃退用と電気代節約用)。たまに帰省した際に録画しているアニメを観て消去するが、自分から録画してくれと依頼したのに残念な話なのだが、いざ観る段になるとテレビの前に座るのが面倒くさくなってしまうのである(それでも一応自分で「録画してくれ」って頼んだので観ることは観るのだが)。

観るアニメも大抵は「原作(漫画や小説)を知っているアニメ」なのだが、ならば全ての「原作ありきのアニメ」を観るのかと言われればそうでもない。アニメ評論とかネット上のアニメ情報を追いかけたりとかもすることもないので、放送終了後に「あれアニメになっとったんやな」と知ることも多々ある。「原作を知っており、尚且つ動いている姿を見てみたいなー」と思うようなものをアニメで見る感じだろうか。

別に「思ってたやつと違う!」とかってキレ散らかしたりはしないし、アニメから漫画や小説を好きになる人をどうこう思うことはないが、「一切文字に触れず、自分の理解できるレベルにまで落とし込んでくれる(平たく言えば視覚から取り込んだそのままの情報だけで理解できる)アニメや動画しか見ない」という人々は一体どんな思考をするのだろうかというのに単純に興味がある。機会があったらその人々を見てみたい気がするが、そもそもその「見てみたいぜ!」って言ってる本ブログが文字主体なので当の人々が目にする機会がない。なんというアイロニー。

私もラノベを読んでいた時期があったにはあった(『とある魔術の禁書目録』と『レイン』、『されど罪人は竜と踊る』に『鋼殻のレギオス』は途中まで読んだ。『空ノ鐘の響く惑星で』と『アルティメット・ファクター』は全巻読んだし全人類読んでほしい。というかあの二つはラノベという括りでいいのか?)し、ラノベ読む勢を目にしたことは何度かあった。高校生の頃真面目な図書部長が「ラノベを学校の図書室に導入するか否か…」で悩んでいたときに安直に「入れればえんじゃね?」って言っちまったこともあれば、数年後某実習で別の高校を訪れた際に図書室を見せてもらったところ普通にラノベが潤沢に揃っていたので驚いたこともある。

そのラノベすら読まない層!マンガすら読まない層!もしかしたら次大学に入学したときにお目にかかれるかもしれないし、お目にかかれないかもしれない。

話は変わるが、既に現役の高校生とは約10年の年齢の開きがある。彼ら彼女らの見聞したモノ、価値観、人生観、哲学、信条、何に共感し何を拒絶するか、それらは私とは大いに異なるところもあるだろう。勿論目的は医学部医学科に入学して医者になることだが、彼ら彼女らの考えや見えている世界も大いに知りたいとも思う。それも勉強のモチベーションの一部になっているかもしれないしなってないかもしれない。

文系社会人を経ての無職。からの学生。 本業は医学生、副業は無職文系。

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