無職874日目
今日の一言
という訳で各種予備校のホームページを訪れ、今後の模試の実施予定を確認することにした。いずれも2020年8月21日時点での情報である。
まずK塾。全統系は一般生も受験できるように自宅受験的な措置を図るらしいが、大学別模試やその他の一部模試は一般生向けは軒並み実施しないとのこと。全統模試案内|大学受験の予備校・塾 河合塾
S台は現時点では一般生向けにも普通に受験可能なようだ。大学別模試も特に制限があるようには見えない。高3・高卒生対象ラインナップ・申込|大学受験予備校 駿台予備学校
T進は通常通り試験を実施しているようである。2020年度東進模試|大学受験の予備校・塾・東進今までT進と接点がなかったのだがどうやら大学別模試は年に1回〜4回も実施しているらしい。しかし試しに検索してみた所、こんな文言が現れた。
野良再受験生にはチャンスがあるかどうかすらわからないようである。世知辛さを感じた。
YゼミもT進と同じくあまり接点がなかったが、どうやら通常通り模試が実施されているようだ。SAPIX YOZEMI GROUP模試|代々木ゼミナールあとYゼミは支払い方法にクレジットカードが選べるようである。これはポイントが高い。
とまあ主要な予備校の模試実施状況を眺めてみた。コロナ禍が長引くことは承知&覚悟の上だったが、まさかここまで影響が出るとは。K塾の大学別模試の受験に制限が出るのは手痛いし、その他現在は実施予定の模試でも今後どうなるかわからないとなると不安もある。
ただまあ受験できる模試が少ないとなると模試代の出費がなくなるためありがたいといえばありがたい。また、新型コロナウイルスに感染するリスクも減るといえば減るのだろう(その分どこにも外出しないので)。
今回の受験に関してはもう何が来るかわからないのでバーリトゥードみたいなものと思っていた方が良いのかもしれない。
今日の一冊
なんか色々と「濃い」本である。まだ第3章くらいまでしか読んでいないのだが、まず設定が濃い。モスクワ大の哲学部に所属する主人公シモノフの前に突如現れるKGB!ソ連ってそんなすぐKGB現れんの?
そして人物が濃い。大体出てくる人々の生年が1920年代くらいなので(そもそも物語冒頭の年代が1954年)読み進めながら「現代から見ればシモノフも爺さんなんだよな…」と思ったりもした。シモノフの日記パートとソ連の資料の間に解説や記憶力トレーニング、クイズが挟まる感じだが、名前が長過ぎて覚えられない(記憶術の意味がないのでは?)。
間に挟まる記憶力トレーニングも濃い。内容は周辺視野やらストーリー記憶法やら場所記憶法やらとオーソドックスだが、出てくる例が濃い。モスクワの市外局番を人生で初めて知ったぞ。こちとら東京の市外局番もわからんというのに(そもそも東京に市外局番はあるのか?)。
とまあひょんなことからKGBに雇われたシモノフだが、果たして彼は無事スパイとしての技能を向上させ、紛失された文書の秘密を暴けるのか!?
話の先が気になると同時に、ちょくちょく出てくるトレーニングで記憶力を高めるモチベーションもあげられるというある意味画期的な本だと思う。