日付が変わると同時に、とある神社のお札を貼り付ける。

どうやら節分の日の翌日0時に恵方を向くように貼らなければならないらしい。

ちなみに年明けにお札を家族が返しに行ってから今までこのお札は家の中に貼られていなかった。もしや…と思わなくもないが、多分それ以上に自分の実力が足りなかったのだろう。

お札を貼り終え床に就く。なんだか星野源っぽい声が聞こえるなと思いながら次に目を覚ましたのは午前5時半だった。iPhoneのアラームだった。

朝食を済ませ近所の山に登る。家族が出払ったのを見計らって家に戻り、売れた品々を持って近所のコンビニをはしごすることにした。

途中割と激し目な雨が降り出し、視界が劣悪になる。今日は遅くとも昼前までには雨が上がるんじゃなかったのかよと思いつつ自転車を駆り、帰宅した。

帰宅後数学と化学を済ませ、別の売れた品を梱包して郵便局に向かう。そろそろ「メルカリの人」って思われそうでちょっと恥ずかしい。

そしていつもの階段ルールを適用していく。日中は割と暖かいんだけどなと思いながら洗濯物を取り入れ、メールに返信し、生物をやる。

自分は今まで塾とか家庭教師とかを大真面目に利用したことがなかったのだが(あって1年間の予備校通いか?)、そろそろクソ真面目になりふり構わずプロフェッショナルの手を借りるべきなのかもしれない。

私は受験界的には多分スーパーライト課金層、お受験もなければ小学校からの塾通いもない、一度目の大学生活直前に予備校の門を叩いてみただけ、義務教育と公教育に毛が生えた程度のユーザーであるので受験廃課金勢と対等に渡り合う術がわからない(というか廃課金勢はいつからどれくらい課金しているのだろう?)。廃課金できるほどの資金が無いというのもあるが。なんせ現在絶賛無職だし。ただ一方で受験無課金勢もいないわけではないので、そこに希望と勝機はあるんじゃなかろうか。ただし才能による能力差は無視でき……ない、直視もできない。

外部の手を借りるとはいえ、いくらくらいかかるんだろうか。社会人時代の蓄えでどうにかなるものなのだろうか。

医学部ってついただけで値段が1.5倍になったりするのだろうか。

文系社会人を経ての無職。からの学生。 本業は医学生、副業は無職文系。

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