ここで唐突に免許について語ろうと思う。

免許の更新が近づいており、更新お知らせのハガキが届いた。

鯉王は運転に向いていないタイプの人間である。教習所を卒業してから一度も車に乗っていない。

教習中も色々と危なかった。

初日から脱輪したり、場内をクリープ現象だけで一周したり、仮免の試験に合格してから路上教習に出るまで1週間間が空いてしまい、路上教習初日の出発の時にアクセルとブレーキを踏み間違えたり(幸いサイドブレーキが効いていたので今ここでブログを書けている)、後ろのトランクを開けようとレバーを引っ張ったら給油の蓋を開けてしまったり(教官がこっそり閉めていた)、路上でクラクションを鳴らされたりとまあ散々である。

なんとか生きて、そして交通違反や事故を起こさずに卒業し、免許を取った。卒業してから一度も車を運転していないまま一度更新した。運転していないのだから、当然無事故・無違反になる。そして今回の更新が無事済んだらゴールド免許になるようなのである。

というわけで講習会も30分で終わるし地方の田舎都市でちょっと手続きするだけで済む。ありがたい。

ゴールド免許になるかならないかもまあそうだが、運転免許の更新は割と重要なイベントだったりする。

失効したりなんかしたら次取れそうな気がしないからである。

今まで色々な免許や資格を取ってきたが、これほど取るのに苦労した資格はない。それまでは本人確認にパスポートを使っていたのだが(これが結構面倒くさい)、運転免許証を取ってからはドヤ顔で運転免許証を見せていた。1度目の大学在学中に英検一級の試験を受けたのだが、運転免許証を本人確認で見せたのが一番嬉しかったほどである。試験の出来よりも何よりも。

他の免許や資格は「もう一回取ってきてくれ」って言われても「まあ取るか」ってなるだろうし取れるだろうが、運転免許だけはそうはいかない。

だから視力に死ぬほど気を使うし眼鏡も昨年末に新調したし早く寝て目を休めることにもしている。

本人確認書類といえばマイナンバーカードがあるが、前職の記憶からできれば作らずに過ごしたい感じのカードであるため、目下私が保有する一番持ち運びに便利な本人確認書類は運転免許証だったりする。

さて今日も早めに寝て目を休めるか。

文系社会人を経ての無職。からの学生。 本業は医学生、副業は無職文系。

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