予備校各社のセンター試験の得点に基づく国公立大学二次試験の合格予想が始まる日である。KのバンザイシステムとS台の「インターネット選太君」は午後から、S台ベネッセのセンターリサーチは朝から、東進の合格予想は登録は事前に済ませていたが志望校の判定が出るのは午後から、ということで各社の予想のデータを出してみた。

第一志望だった大学はセンター試験の点数がボーダーから約50点マイナスであり、第二志望だった大学はボーダーから約20点マイナスである。立地や福利厚生などを鑑みると第一志望の大学に出願したいが、流石に50点近いビハインドは出来れば避けていきたい。しかし、第二志望は割と地方の大学になるため、今年に限っては安全とも言い切れない。自分の興味のある分野と関連があるとはいえ全く知らない地域であるし、超安全志向(らしい)という傾向を鑑みても志願者が殺到するのではなかろうか。知らんけど。

無職であるが故に失うものは何もないし、既に大学を卒業した身であるため現役の高校生や浪人生に比べれば「大学に進学できない」というリスクもない。どの大学に出願しようが確実に合格するとは言い切れないし、逆に確実に不合格になるかどうかも定かではない。

どの大学に出願するかと同様に大切なことがある。大学で修得した単位が認定されるか否かと、授業料の減免(や奨学金の獲得)が可能であるかどうかだ。前者が不可だとアラサ―の身である私が元気いっぱいの若者たちとスポーツにいそしむことになるし、後者が不可だと金策に走ることになる。

授業料の減免に関しては、不安要素がある。大学修学支援法と国公立大学の学費の値上げである。既に大学を卒業している鯉王は、大学修学支援法に基づいた授業料免除の対象範囲外となってしまう恐れがある。実を言えば一回目の大学生活が上手く回ったのも授業料の免除を毎期勝ち取って来たからであり、給付型の奨学金をもらうことが出来たからである。

【緊急声明】新修学支援制度と学費値上げに関する緊急声明を発表|医学連

医学連が緊急声明を出してはいるが、是正されるかどうかも分からない。

一応支援対象外の学生に対する救済措置もあるようだが(有料記事のため最後まで閲覧できないが)、果たしてちゃんと機能するのかどうか…。

国立大学費減らす新制度、対象外学生に支援措置 文科省|朝日新聞DIGITAL

所得的には授業料免除だけでなく入学金免除にもなる筈だが、年齢面での制限があるのではないかという懸念がある。医学生は書籍代などもかかるため、なるだけ免除になって欲しいが…。

受験予定の大学にその辺りのことについて一度問い合わせる必要がある。

文系社会人を経ての無職。からの学生。 本業は医学生、副業は無職文系。

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