無職になってよかったと思ったこと5選をウェブニュースの記事風にしてみる
目次
2018年4月より退職して無職となったが、「これは働いていた時よりも今の方がいいことだな〜」と思ったことをまとめてみた。この場合の「無職」は病気や怪我により止むを得ず無職となった場合や会社の倒産等により無職となった場合とは異なることを先に断っておく。
1.時間に余裕を持った行動が出来る
無職であるため、基本的には外的要因によって時間を決められることはない。就業規則もなければ、一限目の開始時刻も無い。そりゃまあ散髪の予約や歯医者の予約とかはあるが、それも基本的には自分の裁量の範囲内である。
急いで横断歩道を渡る必要もなければ、ウィンカーを出さずに右折してくる車を待たずに道を横切る必要もない。
24時間のうちで自分の裁量の大きさが段違いなのである。その分何も考えなかったら自堕落な生活になるのだが…。
2.あまり関わり合いになりたくない人と関わらずに済む
この世にはなるだけならエンカウントしたくない類の人間というものが存在する。その基準は人によって様々だが、「理不尽なクレーマー」「極端な政治的・宗教的思想の支持者にして異論を認めない人間」「暴走老人」etc…とその性質には枚挙に暇がない。
無職になる前は、これらの類の人とエンカウント不可避な職に就いていたため、必然的に渡り合わざるを得なかった。中には「噂によると近隣の全ての商業施設から出禁を食らった人物」みたいな人もいた。
これらの人々と出会わざるを得ない(場合によっては対話、説得しなければならない)場合、脳内ではポケモン初代の戦闘曲が8bitで狂ったようにループし続け、「早くおかえりいただきたい」と念じつつ話をするしかなかった。無職になった今、この類の人と出会うことも無ければ、(百歩譲って出会ったとしても)相対することも無い。応対も対話も説得もおかえりいただくことを願う必要もないので、めちゃくちゃ穏やかに生活できる。その分、スーパーなどでその類の人の応対をしている人を見かけると「ご愁傷様です」と思いながら通り過ぎることになるのだが。
3.人間関係の清算が出来る
無職を始めて以降、出来る限り多くの知人に「今無職」と伝えるようにしていた。
先輩後輩友人問わず無職だと伝え、尚且つその人達にも気が向いたら「鯉王は無職やってる」と他の人に伝えてもらうようお願いしていた。
私が無職だと知って、疎遠になるような人物ならこちらも用はない。また、私にも疎遠になろうとする人間を引き止める権利はないし、疎遠になることに対し憤慨することもない。無職とは、ある意味では人間関係をうまく間引くことのできる立場であると私は思っている。