無職になってよかったと思ったこと5選をウェブニュースの記事風にしてみる

4.人生で本当に取り組みたいことに取り組める

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高校生の頃、友人と「人生80歳を寿命としたら29,200日ほどしかないねんな」という話をしたことがある。17,8の時でも「案外少ないな」と思ったのである、ましてその約3分の1を終わらせた今考えたら更に短い。

人によって「何に取り組みたいか」は変わるだろうし、それにかけられる時間も様々だが、「金はないけど時間はある、いや時間すらも足りないくらい人生に集中できる」という状態に陥ることができるのは割と限られた場合だけなんだろうなと思った。

ただ、無職になるなら自分の生活と人生のみに責任を持てば良いという状況・環境にしておくべきである。それに関しては次で説明する。

5.毎日スリルあふれる生活を送れるようになる

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無職はリスクがいっぱいである。プリウスにぶつかられても相手が「上級国民」ならニュースにもならないだろうし、職務質問を受けたら疑いの眼差しを警官から向けられるだろう。世の中の「無職」が世間を賑わすニュースの渦中にいることもよくあるらしい。テレビとか観ないからわからないが。

そういう物理的リスク以外にも、「無職状態を不安に思うことによる心理的リスク」とか「各種税金や生活費、健康保険などを自分で賄わねばならない金銭的リスク」、「周囲から軽蔑の目で見られたりなどする社会的リスク」も負うことになる。人によってそれぞれの程度は様々である。私の中では《物理的リスク≧金銭的リスク>社会的リスク>心理的リスク》の順になる。

私は無職となると決めた時から生活と受験に関する全てを自分で賄うと決めていたので(一年目は実家で暮らしていたが)、その後の全ての生活費・受験費用は自分の貯金・給料から出している。お陰で毎日色々なスリルに満ち溢れている。

ただ、4でも述べたがあくまでスリル溢れる生活は「自分のみ」を対象とした場合のみ成り立つ感がある。配偶者や子ども等がいる場合は家族としての責任も出てくるし、自分の身一つというわけにはいかない。逆に家族のある状態での無職生活は割とハードモード感が強い。私は無職になって医師を目指すと決めたときから、否もっと前から「もう一生独身でいくか」と考えていたため無職を選んだ時も迷いがなかったが、家族がいる場合はもう少し慎重にならざるを得ないのではないか。


以上、無職になってから感じたメリット的なものを紹介してみた。これらが魅力的か否かは人によって異なるだろう。

また、「親や配偶者、保護者等に生活費や住居等を賄ってもらっているタイプの無職」の場合は私が紹介したメリットとは異なったメリットがあると思われる。やったことないからわからんけど。

どのような人生を選ぶにせよ、自分で振り返ったときに納得のいく道を選んでいきたいものである。

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文系社会人を経ての無職。からの学生。 本業は医学生、副業は無職文系。

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