今日の一言

無職生活もとうとう888日目となった。ゾロ目の佳き日だが、今日はK塾の全統共通テスト模試である。

朝からPCでログインし、画面の指示を確認し、8:30から戦闘開始。まずは一発目、日本史Bだ。

また追々記事にするだろうが、K塾のWeb受験はこれはまたこれで色々と言いたいことがある。

画面が全部スクロール式なのである。問題を確認しながら解答を進めるのが非常にやりにくい。しかも今回の日本史は図版が出てくる。このスクロール式の中で!

そして試験時間が過ぎるまで解答用紙を提出できない!その間ずっと画面を開きっ放しだし、早々に切り上げて他教科や他科目に取り掛かることもできない。つまり文系科目速攻ができないのである。なんということでしょう。

そんなこんなで地理。日本史も地理もS台atama+模試と比較すると、試行問題寄りというよりはセンター試験寄りの傾向が強い。

描画ツールも「鉛筆」「消しゴム」「拡大・縮小」くらいしかなく、やりやすいかやりにくいかで言えばやりにくい。ページをキーボードで飛ばせないため、スクロールしまくることになる。そしてふと思い至る。国語で私は鬼スクロールすることになるんじゃなかろうかと。何故なら漢文(第4問)から解くから!

その予感は的中した。鬼スクロール!めちゃくちゃ読みにくい画面設計!字が小さい!拡大したら全文が一度に表示できなぁぁぁい!ハズキルーペ!このシステムだか形式だかデザインだか何だかを考えた人は自分で問題を解いたことがないんだろうな…

国語は評論・古文・漢文は試行問題寄り、小説はセンター試験寄りだった。自宅受験の良いところは、爆笑しながら読み進められるところよな、と頭の片隅で思った。小説面白すぎるだろ。やたら ”democracy”言いまくる先公がいたら私なら滅殺開墾ビームぶっ放しているところだぜ。

何はともあれ昼飯を食う。唐揚げ美味い!!自宅受験なので無限に(有限だけど)菓子が食えるし、あつあつのご飯や肉にシャキシャキの野菜も食える。会場受験ならこうはいかない。つぶれかけたおにぎり、有限の菓子、冷えた肉の3点セットが常であるからである。

昼食後やる気をなくしつつも英語リスニングに移る。スクロール方式の面倒くささを嘆いてきたが、リスニングに関してはスクロール方式の方がやりやすかった。或いは私がリスニングの形式に慣れたからかもしれない。元々TOEICとかの時は書き込みなんかやっていなかったのだ、書き込むことをやめ、そのまま解答をクリックして進めていく。そうすれば負担も少なくなるからである。表みたいなやつを埋めるところは流石に書き込んだが、事前にこんな形式になっているとわかっているだけでも気楽に問題を解けるものである。あと変な間がなかったので焦らずに済んだ。

英語筆記は前回ほど眼精疲労に悩まされることもなかった。PCを新調したおかげか、それとも私が慣れたからか。それでも画面だから若干の解きにくさはあったが、まあ前回よりはマシだろう。知らんけど。英語はリスニング・筆記共に試行問題寄りだった。というかTOEIC寄りだった。

そして数学IA。理系科目、というか数学はWeb受験のやりにくさが顕著に表れる。それでも国語ほどではないが、計算してそのまま解答できないのはやはり面倒である。加えてスクロール方式なので尚やりにくい。引き続いて数学ⅡB。IAと同じくやりにくさを感じながらも、どうにかこうにか乗り切った。数学は試行問題寄りだったが、どちらかといえばⅡBはセンターっぽさも残していた感がある。

理科は両方ともS台atama+模試に比較するとセンター寄りだった。スクロール方式の似合わない科目その③である。生物はスクロールの前後が激しく必要になる(ことの多い)科目であるため難儀した。2問ほど時間切れでテキトーにマークした。この時間切れはスクロールで難儀したこともあるが、問題文の読解速度が遅いという私の鍛錬の問題もある。選択問題、人間の眼の構造のところで登場人物の名前が「ヒトミ(瞳)」と「アイ(eye)」なの狙ってるだろとK塾の問題作成陣にツッコみそうになった。

化学は時間内に解き終えたが、「必要があればグラフを描画するための方眼スペースを使いなさい(画面)」という受験生フレンドリーでない仕様を感じた。全般に言えることだが、どうやら紙ベースの問題冊子をそのままWebに取り込んだ感がある。そりゃ解きにくいわ。

まあそんなこんなで1日パソコンの画面に向き合いまくったが、やはり「紙と鉛筆」は偉大だなと感じた。めくれるし、自由に書ける。あとK塾はこの手のデジタル系が不得手なのかもしれないと改めて思い知らされた。

文系社会人を経ての無職。からの学生。 本業は医学生、副業は無職文系。

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