無職文系最後の24日

目が覚めたら午前5時台だったので再び眠ると、次は午前6時ごろだった。取り敢えず今日の昼飯がないので米を炊く必要があるが、起き上がる気力がなくゴロゴロしていたら「平成ペイン1 」が流れ出したので起き上がり、米を炊いた。

その後某フリマサイトに本などを出品しまくり、米が炊けたので朝飯に卵かけご飯を食った。既に醤油も麺つゆもないし塩もないのでスパイスミックスとニンニクパウダーで食った。

そして日曜からの続きで本を段ボールに詰めていく。引っ越し会社から段ボールを大10枚、小10枚もらっているが、既に小が4箱も本で埋まっている。多分5箱くらい本になるのではなかろうか。

減らしてこれかよ…と思ったが仕方がない。次はもっと本が増えるのだろうか…

午前9時になったため、某フリマサイトで売れた本を梱包して近所のコンビニで発送し、ついでに昼飯のおかずも買うことにした。家の前の道は水道かなんかの工事で通行止めのため、迂回してコンビニに向かった。

コンビニで昼飯のおかずを手に取り、売れた品も持ってレジ前の待機ゾーン(床にここで待てと書いてあるやつ)で待っていると、レジ裏に人はいたが気付く様子がなかった。こちらとしてはこのあと近くの停留所から公共交通機関に乗ってバイトに行く必要があるのだが、まあ気づくだろうと思って並んでいた。私の後ろにおじさんも並んでいた。

したところ、並びもなんもしてない若い女性が直でレジに向かって店員を呼びつけ、そのまま会計を始めたではないか。

『流石にそれはどうなん?』と鯉王は思っていたが、後ろのおじさんは「こっちが先に並んどるのに」と声を上げていた。「我々が先に並んどったのにな?」と話しかけられ、心の中では『そうだそうだもっと言え』と思っていたがそれで揉めてバイトに遅れればこっちが不利益を被ることになる。「まあまあ、そういうこともありますよ」と宥め、渦中の店員とは別の店員が新たにレジに入ったので、渦中の店員の方に私が向かうことにした。

これで揉めを回避できるだろうと胸を撫で下ろしたものの、渦中の店員は某フリマサイトで売れた品の処理をまず進めるのかと思いきや先に昼飯の会計を進めてきた。「あっ先に飯の会計終わらせるのね」と思っていたらそのまま無言で待機している。どうやら某フリマサイトの発送バーコードをこちらが提示するのを待っていたようだった。

なんかやりきれねえなと思いながらも発送と会計を済ませ、店を出る。

恐らくはそこまで高い時給でもないのだろう、その上この店舗はまあまあ忙しいので、あんまりやる気がなくなる気持ちもわからんでもない。それでも並んでいる人から先に対応してほしいとは思った。いやまあ並びもせずにレジに向かって会計を済ませたその女がアレなだけで店員は悪くないのかもしれないが…。ちゃんと列に並んだものが割を食い、ルールもマナーもへったくれもないものが勝つ、まあ人生そんなもんである。

取り敢えずやるせなさと共にバイト先に向かい、つつがなく勤務した。どうも鯉王の後任のアルバイトの方探しというか、後任の方々に鯉王1人に割り振っていた仕事をどう割り振るかという問題が出てきているらしい。鯉王1人で人2人分くらいにはなるっぽい。

バイト中に何度か電話がかかってきたので、帰宅後に着信元を確認すると、不動産会社と新たに応募したバイト先だった。不動産会社からは鍵の受け渡しに関する段取りの説明を、バイト先からは引っ越し後に面接を行う旨を聞いた。

なんというか先週くらいまでなかなか物事が動かん感じでヤキモキしていたが、今週に入って色々とぐわっと動き出した感がある。終わりに向けて加速していっているのだろう。

  1. 午前7時のアラーム []

文系社会人を経ての無職。からの学生。 本業は医学生、副業は無職文系。

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