無職62日目
朝からエディオンを駆けずり回り、早昼と称してうどん屋に入る。
大学生の時に香川で本場の讃岐うどんを食し、その美味さに慄いたことがあるが、無性にとろ玉ぶっかけうどん(並)(冷)を食べたかったのでチェーンの讃岐うどん屋に入った。
とりあえずとろ玉ぶっかけうどんを注文し、野菜のかき揚げをサイドに頼んだ。
とろ玉ぶっかけうどんの醍醐味は、刻み葱と天かす、だしの奥深さにとろろのグルーヴ感、そして全てを包み込む温玉のマイルドな味わいが全部調和して小宇宙を形成することにある。そしてうどんを食い終わった後のだしととろろと温玉と葱と天かすの中に野菜のかき揚げをくぐらせて食すと新たな地平が開けるのである。
それを楽しみにしていたのだが、なんか今日食ったとろ玉ぶっかけうどんは残念な感じが否めなかった。
やはり行くなら丸亀製麺か。
昼飯で失敗したが、かといって勉学をしないというわけにはいかない。昼から数学に勤しむ。
成り行きで午前四時就寝となってしまったため、途中死ぬほど眠かった。
もうアラサーなのだから脳細胞が死滅するような行動は避けようと思った。
ちなみに数学の後の英語でも死ぬほど眠かった。
眠気覚ましついでに田部の生物77講を分解し、行きつけのセブ〇レで晩飯を買う。
店内で大量のおにぎりやらでかいペットボトルやらをカゴに突っ込んで更にレジで揚げ物を注文していた女性がいたが、これからパーティでもするのだろうか。
夕食後また英語に勤しむ。眠い。
理科は家に帰ってからやろう。