無職299日目

朝からやる気が出なくなりつつあるが、とりあえず出願する可能性のある大学の過去問を解いてみることにする。

昨年の問題であるが、各科目の試験時間はそれぞれ2時間(理科は2科目で2時間)あり、時間的には非常に余裕がある。また、英語に関しても阪大型と似てはいる。どちらかというとこちらの大学のほうが和文英訳や長文読解前提での記号式英問英答は簡単である。自由英作は阪大よりも分量が長いが、分量が長いということは字数制限を気にせず書けるということである。もともと150語~200語で書くことに主眼を置いていたため、一文10語前後で10行以内となると阪大よりも字数制限がシビアでない。あと10行となればいざとなったら小さめの文字で書くなど工夫ができる。

問題は何がしたいかよくわからない長文読解(要点まとめ形式での解答)である。これも長文内の単語自体は大したことがなく、大学側が読解の上で理解が困難だと思われる(あるいは解答作成においてキーワードとなり得る)単語に意味を英語で載せている(英英辞書からの引用かと思われる)ため、少し気楽ではある。

他の科目においても阪大ほど手が出せないということはない。生物は空欄補充式知識問題が多いためありがたい。

ただ、ここで歯学部あるいは薬学部に進学したとして、それで自分は良いのかと思わなくもない。臨床あるいは研究の第一線に立ち、まだ見ぬ何かを発見するために、人間とは何なのかを考えるために、一身を捧げる人生を送れなくなるのではないかという恐怖もなくはない。勿論歯学部や薬学部に進学したからといってそんな人生を送れない訳では無いのは百も承知であるが…。

ならばもう一年苦難の無職生活を続け、来年のセンター試験(文字通りこれが最後になる)を受験して医学部を目指す、というのも考えはしたが、流石に二年も無職を続けるわけにはいかないというのと資金面での問題がある。ダレル・ロイヤルの手紙ではないが今年より更に得点が下がってしまう可能性も考えられる。来年も無職であった場合重圧とか気負いは今年の比ではないだろう。そして自分は気負うほど点が出なくなるタイプの人間らしい。或いはその気負いすらなくなるほど無心に学問に励むかである。

それか一度大学に入り、身分を得て新たな学問に触れ、今一度沈思黙考するかである。幸いなことに自分が受験を考えている大学はどちらも既修得単位を認定してくれる(らしい)大学であるため、一年目は少し気楽に大学生ができるだろう。どう転がったとしても理系学部になるので受験資格に理系の学問の単位を要する大学の医学部学士編入試験への道も開かれることになる。今の時点の私にはその道を選べないが、一度歯学部か薬学部に入学し、単位を取ればその道も考慮に入れることができるはずだ。ただ、この手を取るには「兎にも角にも合格&入学すること」が大前提となる。出願予定の大学・学部の判定がBであるということは、その前提条件が崩れる可能性が無きにしも非ず(判定が役に立たなくなることがあることを私は身を以て知っている)となる場合もある。歯学や薬学に興味を持ち、新しい何かを開拓することも可能かもしれない。少し古い本になるが、一度目の大学生の頃卒業論文に関連してこの本を読んだことがある。

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かつての自分の専門と関連付けるならば、その道もありうるはずだ。ただ、今のところ自分は医師としてスペシャリストになりたいと願っている。

どの選択が最善か、今の時点ではわからないがまずはどれだけ既修得単位を認定してもらえるのかを大学の教務課に問い合わせてみることにする。

「いや、お前合格もしてないのに気が早いな」と思われそうな気もするが…

鯉王

文系社会人を経ての無職。 本業は受験生、副業は無職文系。

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