無職も500日続くと魔法が使えるように……なるわけがない。目が覚めると午前6時だった。昨晩炊飯の予約をしていたためそろそろ炊けているはずである。しかし重力が身に沁みて起き上がれない。暗転。

次に目が覚めたのは午前9時。保温された麦飯をジップロックによそい、数日分の食料にする。一つは昼飯として持っていく。

炎天下というほどの炎天下ではないが、蒸し暑さは極まっている気がする。いつものごとく山を登り、いつもの図書館に向かう。いくら「机のK塾」と言っても、いつもの図書館には敵わない。

K塾夏期講習の和文英訳の添削課題を行う。確かに文数は少ないが、英語にしにくさMAXの文のオンパレードだ。文章全体から何を言いたいかを考えて英語に直す。さて帰りに郵便局にでも寄って投函して帰るかと思っていたところでふと気付く。糊を持ってねえ。仕方がないので明日投函することにする。

生物論述の問題を解いていたところで雲行きが怪しくなってきた。天気予報アプリを見るとなんと雷雨の予報。しかも図書館の閉館時刻である17:00頃は割と激しくなるらしい。論述を書きまくっていると雷鳴が聞こえてきた。以前も落雷チャレンジかあったが、今回もその二の舞になるんじゃなかろうか。

図書館を出ると雨がしっかり降っていた。雷鳴も思いっきりなっている。時々空が光る。この山の近辺には無電柱化が進んでいる地域があり、郵便局やスーパーはその地域にある。つまり雷の鳴るときには危険極まりないということでもある。おっかなびっくり山からその地域に向かい、スーパーに向かう。

雨に降られはしたが、落雷チャレンジにならずに済んだ。スーパーで食料を買い込む。牛乳も卵も無かったのでこれで暫くは生きながらえられるだろう。雨も降っていることだしバスが来るまでスーパーの休憩スペースでゆっくりするかと思っていたが、近所の高校生らしき人々が屯していたのでやめることにした。この近辺、所謂エリート私学もあれば最底辺高もあるらしいので高校生エンカウント運が試される場でもある。

バスに揺られ帰路につくと、K塾からの添削が返ってきていた。これは全統マーク前に受講した講座のものである。しかしその中身よりも私は買ってきた餃子の方が気になる。食料品を冷蔵庫に入れ、餃子をレンチンし、バター味のフライドにんにくをかけて食す。美味い。添削は案の定ほぼ間違いがなかったが、このままで良いのかと言われればそこには疑問が残る。これでいいのかK塾。

明日は移動が多いので早めに休むことにする。

文系社会人を経ての無職。からの学生。 本業は医学生、副業は無職文系。

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