無職778日目

今日の一言

というわけで、冒険に出かけることにした。

先日ここ最近の運動不足解消のため他の山を登りまくれば良いのではないかと思い立ち、Google Mapで近隣の山を探しまくった結果、良さそうな目的地を見つけたと本ブログに書いた。

今日はその複数ある目的地のうちの2つに向かい、冒険をした次第である。

昼食後に少し天気が良くなってきたため、割とな軽装で目的地に向かった。普段の生活では自宅から見て東の方面に向かうことが多いが、目的地はほぼ真逆に位置する。生活圏の西端(とはいえ私の生活圏は全体的に縦長である)の交差点より更に西に向かって歩く。この辺りはRPGとかでいうところの「辺境」といった感じが強く、生活圏の西端の交差点を過ぎるとガラリと雰囲気が変わる。RPGなら出てくるモンスターの性質やレベルがガラッと変わる感じだろうか。住宅地の他は山々や田畑が目立つ(私の普段の生活圏も山々と田畑と家しかないが)。一応初夏であるため、山々の緑は濃かった。

西に向かってひたすら歩くこと15分。緩やかな坂道となっており、そのまま山へと続く感じである。休日だからか、ランニングをする人や自転車を漕ぐ親子、ロードバイクで山のトレーニングをしている(と思しき)人など様々な人を見かけた。本格的な山への入り口に連なる交差点にて左折し、更に急勾配となった坂道を登る。この辺りになってくると完全に雰囲気は「田舎」である。母方の祖母の家を思い出した。最近の外出自粛により割とヘロヘロになりつつ坂道の終点まで登る。山の上にお寺があり、お香の匂いが漂っていた。一応は「山」であるため、近隣の風景を一望できる。真言宗の寺であるらしいので、日本史で学習した「山寺」の一種かと思った。

しかし圧倒的な坂、というか一部崖?のような斜面である。一応お参りをしたが、このご時世であるからか人の姿はほとんど見かけなかった。何せ山の上の寺である、京都や奈良の寺院のようにそんなに広いというわけでもない。ただ静かな場所であった。

当初、この山の上の寺だけ参って終わる予定だった。しかし大して時間を使わなかった上にまだどっか冒険に行ける気がしたため、この近くにある別の山に登ることにした。

Google Mapで詳細な位置を確かめようにもあまりの辺境であるため電波が通じにくいのか地図が表示されない。そんなわけで数日前に調べた時の自分の記憶と周辺の雰囲気から山に登ることにした。

今度はうってかわって田畑の間を抜けて山の入り口へと辿り着いた。鬱蒼と木が生い茂り、日差しが遮られている。道はアスファルトで舗装されてはいるが、先ほどよりも急斜面である。人影はなく、ソーシャルディスタンスを保ち放題であるが、虫が密であるため、若干鬱陶しい。景色を見ようにも木々によって遮られているため全くわからない。雰囲気的には「千と千尋の神隠し」の冒頭のシーンである。今ブログを書いているため豚にもなることなく、謎の温泉施設で働くこともなかった。私はジブリの登場人物には向いていないようだ。

山の斜面に寺が二つあり、小さな社?があり、その先に2つ目の目的地である神社があった。急な階段の先にだだっ広い敷地、そして割と(私が見てきた中では)新しめの本殿があった。ちなみに無人である。毎年の祭礼の時は人がいるのかもしれない。このご時世に手水舎で手を清めるのはちょっと危ない気がしたため(また水が出ていなかったため)、そこは素通りし、本殿に向かうことにした。賽銭を賽銭箱に入れ、鈴を鳴らしていると恐ろしく大きな羽音がしていた。何事かと見上げると割と大きめの虫が本殿の屋根付近にいる。ヤバい虫だと対処ができないため、若干焦りつつ足早にお詣りを済ませた。

帰りも急な階段を下り、急斜面を下り、辺境の道へと戻ってきた。帰りは大きな道路ではなく路地を通ることで生活圏周辺の道路の繋がりに関する私の脳内情報を更新し、本日の冒険を恙無く終えた。割と帰路は散歩の本質に近付いていたのではないかと思う。

鯉王

文系社会人を経ての無職。 本業は受験生、副業は無職文系。

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