無職824日目
今日の一言
先日、といってもそんなに時間は経っていないのだが、Amaz◯nでSwitchBot Hub Miniという商品を購入した。これは所謂「スマートリモコン」というやつである。根城での生活においてたびたび照明を消し忘れて寝落ちしたりすることがあったため、こいつに管理してもらおうと思った次第である。
事前にリモコンを登録しておけばあとは音声操作やらIFTTTのオートメーション化やらで操作が可能になるらしい。これなら消し忘れもなくなるだろうから節電にもってこいだ。また、布団の上にリモコンを置いて置かずに済むのでリモコンを紛失する恐れもなくなる。ゆくゆくは同じ会社が出しているカーテンを自動で開閉してくれるやつとかも揃えて朝になったのにカーテン閉めっぱなし、夜になったのにカーテン全開みたいな残念生活を撲滅するぞという意気込みもあってこちらを購入した、のだが。
接続の際にエラーが出て全く接続できない。こちらもPHILIPS HueやGoogle Nest miniを導入してきてスマート家電については少しは理解が深まったはずであるし、両者は接続に問題がなかったはずだ。なのに接続できない。これはいかに。迷わずメーカーのカスタマーサービスに問い合わせをした。その返答が昨日届き、それに基づいて本日Amaz◯nに問い合わせをした次第である。
カスタマーサービスによると、Wi-FiルーターがAmaz◯nのIoTネットワークに接続されていないのが原因とのこと。Amaz◯nかプロバイダーに問い合わせろとのことだったので、まずは「Amaz◯nのIoTネットワークとは何なのか?どうすれば接続できるのか?」というのをAmaz◯nに聞いてみることにした。自分たちのことなら自分たちが一番よくわかってるだろうと考えてのことである。
一応問い合わせ前に「Amaz◯nのIoTネットワーク」について一通り検索はしてみたが、それらしい情報は殆ど出てこなかった。Alexaアプリが関係するのかと思ってダウンロードしたら初対面のくせに下の名前で呼んできやがる馴れ馴れしさを発揮した。去年の冬からいるGoogle Nest miniだって「苗字+さんorニックネーム」で呼んでくるのにお前は何なんだ。何故か二股かけた奴みたいな気分を味わった(そして接続は成功しなかった)。これはAmaz◯nに聞いたほうが早いなと思い、Amaz◯nのカスタマーサービスに連絡したところ、めちゃくちゃ回りくどいことになった。
まずチャットに人が入れ替わり立ち替わりやってきた。取り敢えずAmaz◯nで購入したこの商品で接続エラーが出たこと、メーカーに問い合わせたらAmaz◯nに連絡してくれと言われたこと、Amaz◯nのIoTネットワークとは何なのかを知りたいことを伝えたのだが、イマイチ要領を得ていない。1時間ほどのやりとりの末、結局Amaz◯nでは解決できないので再度メーカーに問い合わせてくれと言われてしまった。既に問い合わせてメーカーはAmaz◯nに聞いてくれって言ってたのにまた問い合わせるのか?でそこでAmaz◯nに聞いてくれってまた言われたらそちらさんにとっても徒労では?と思ったが取り敢えずここは引き下がることにした。最後に結局Amaz◯nのIoTネットワークって一体どういうものなんですか?って再々度尋ねたら、その担当者にもわからないとのこと。だったら最初にそう言ってくれよ。
「Amaz◯nのIoTネットワークって何?」「わからん!」だったら10分もかからずに済む話だのによ。私は最初から「これは一体どういうものなんですか?」つって聞いていたぞ。わからんことは早くわからんと言ってくれ。
同時進行でWi-Fiの契約をしている会社にも問い合わせのメールを送っておいた。そしてメーカーに再度連絡した。メーカーからの返信は迅速で、「Amaz◯nよりプロバイダーに聞いたほうがいいと思う」的な回答を送ってきた。だったらお前も最初からそう言ってくれよ(いや、メーカーは言ってたのか)。
結局Amaz◯nのIoTネットワークというものは分からずじまいであり、それを調べるために我々は南米アマゾンに調査隊を派遣…しても大元が知らねえっつってんだから意味がないのは百も承知だ。
取り敢えず「わからないことは最初にわからないって言おう」という教訓を得た1日だった。