45日後に無職1000日目を迎える文系

今日は友人と会う日である。朝から数学を終え、土産を持って駅に向かうと見覚えのあるようなないような車が停車していたのでこれだと思い近付いた。鯉王は免許は持ってるが運転はできない無職ペーパードライバーである。ちなみに昨年ゴールド免許になった。今後も運転する予定は(今のところ)ない。

前回会ったのが2017年の春だったので実に3年以上会っていないことになる。しかし我々には特に問題ではなく、まるで昨日会って別れたかのように話をした。

友人は仕事と家の往復のようで、あまり高校の友人に会うことはなかったようである。近況やらなんやらを話しながら飯を食った。

高校の国語教師をやっている友人だが、今年より新しい高校に赴任したのは連絡をとっていて知っていた。職業科のある高校らしく、国語の比重はあまり高くないとのこと。共通テストの受験者も赴任先では0人だと言っていた。

定食のコロッケの具を春巻きの皮で巻いたやつを食いながら共通テストを受験することを伝えると、各種模試類と共通テストの国語の感想を聞きたいと伝えられた。俄かに大命を仰せつかってしまったが良き友人なのでそれはそれでよしとする。

飯を食った後どうするか全く予定を考えていなかったので、取り敢えず地方の田舎都市に向けて車を進めることになった。私は明日も無職生活だが友人は明日も仕事だからである。少しでも友人が帰りやすい方が良い。

地方の田舎都市にはまあ他の地方の田舎都市の例に漏れず駐車場があるのだがその分の駐車料金もかかるわけで公共交通機関へのアクセスのある私はついぞ使う機会がなかったが友人はバリバリ車を停めていた。すげえ。大抵駐車場料金が高いので少し申し訳なさを感じた。

昼飯を食ったのが11時台だったので13時の現在においては特に何もやりようがない。茶をしばき倒すかとカッフェに入ったがカッフェメニューが始まる時間でもない。どうしたものかと思いつつも茶をしばき倒し回ることにした。

茶をしばく間に、授業に関する話や我々の担任だった教師の話が多く出てきた。私も何かの足しになるかもしれないと思い「模試ナビ」の画面やら最近はこうなってるっぽいというやつを伝えた。前回会った時はそうでもなかったのだが、この3年で友人は「教師」になったのだと思った。

喫茶店をハシゴして(大抵喫茶店をはしごすることになるのが地方の田舎都市の定めである)いると年寄りが大挙して押し寄せてきたので退店し、街をぶらぶら歩いてその辺の商業施設に入った。

商業施設内に割と大きな本屋があったのでそこで俄かに「本屋版ブ◯タモリ」が始まった。ついでになんかいい感じの国語の問題集でも聞くかと思ったが、逆に尋ねられることになった。ここ最近現代文は何もしてないし古文も何もしてないし漢文も何もしてねえぞ。

そんなこんなで児童書コーナーで「うんこドリル」シリーズを見つけたが、漢字以外はそんなにうんこ絡んでこねえのな。最近は算数や英語にも進出しているらしく、中を見てみたら“do unko”と書かれていた。それはそれでどうなんだ。

取り敢えず(?)うんこノートは購入した。漢字とかの練習に使える罫(所謂「漢字ノート」「計算ノート」みたいなものである)の他になんと無地と罫線と方眼罫もある。すげえ。大人でも使える。ちなみに表紙はデコレーションできるらしい。

本屋を出ると夕方になっていたのでそろそろ解散ということになった。今後私がどうなるかはわからないが、「決着」がついたらまた連絡すると伝えた。

公共交通機関に揺られながら、人は変わるが果たして自分は変化しているのだろうかとぼんやりと考えた。私も大いに変化しているつもりだが(なんせ無職になっているわけであるし)、外から見れば不変に近いのかもしれないと思ったりもした。毎日の変化が微々たるものすぎるのでもう少し長いスパンで見ないとわからないのかもしれない。まあ私の変化が良いものなのか悪いものなのかは、現時点では判別がつかないが。

本日の勉強時間:2時間35分

残:938時間58分→936時間23分

文系社会人を経ての無職。からの学生。 本業は医学生、副業は無職文系。

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