無職1385日目
1日後に共通テストを受ける無職文系
そんなわけで殆ど勉強しないまま前日になってしまった。
そして関西圏の中でも雪自体が4〜5年に1回くらいしか降らない我が実家のある地域にも寒波は到来しているようで、雪は降らなかったがここ数日は異様に寒い。明日も雪は降らないかチラつく程度であるとしても積もることはないだろう。
今日もここ数日と同じく殆ど勉強せず、寒いなりに床に寝っ転がり、ゆったりとした時間を過ごした。もしかしたらこれが最後のゆったり時間となってしまうかもしれない。
無職を始めた折よりこの身には定年退職の文字も退職後の悠々自適生活もないものと覚悟はしていた。どうせ年金は年額10万(月額ではない、年額である)もあればいい方だろとタカを括ってきた。これより先はノンストップ多忙ライフの到来である。多分。
それはさておき在宅勤務の親を尻目に床に寝っ転がっているわけにもいくまい。昼飯を作り、某フリマアプリに本を出品し、部屋を片付け、その他諸々の雑務をこなす。
夕方に本が1冊売れたため、近所のコンビニに発送しに行くことにした。空は灰色の雲に覆われ、西の端の方に茜色の夕陽が一際強く輝いていた。そしてクソ寒かった。
帰宅すると母が唐揚げを作っていた。どうやら明日明後日と弁当を作ってもらえるようである。ありがたい。なるべくアルバイトをして貯金する必要があるっちゃあるが、根城に戻るのは粗大ゴミの収集日以降にしようと思った。
しかしここ数日やたらと「試験会場では若者の迷惑とならぬように」と言われている。不肖鯉王、センター試験・共通テスト合わせて6度も受験してきた身であり、今年が7度目となるが今の今まで一度たりとも若者の邪魔はしてこなかったはずである。
センター試験も共通テストも出願が受理された人間全てが受験することの能う試験であるが、基本的には「若人のための試験」である。若者を手助けこそすれ1 、若者を邪魔する理由もなければ非紳士的な行動に出る気もない。そんなんでは無職文系の名折れである。
鯉王は試験のために生き、試験のために死ねるタイプの無職文系であるため、他人様の、それも自分よりも若く志のある人間の道を邪魔するようなことは死んでもやらないと決めている。
恐らく昨年の「マスク男」のような振る舞いを心配しているのだろう。試験の進行を妨げるようなことをするようなら無職文系失格であるのでしない。
などと言っていたら、こんな記事があったようで母は憤慨していた。
「痴漢祭り」 大学入学共通テスト前、ネットで予告相次ぐ|毎日新聞
繰り返しになるが、鯉王は試験のために生き、試験のために死ねるタイプの無職文系である。他人が受ける試験でも自分が受ける試験でも試験に至るまでの(物理的・精神的問わず全ての)道のりと試験とを尊重したいと思っている。
試験会場付近や道中でそんな不埒な輩が徘徊しているかと思うと許せないものがある。
私の今年の受験会場はまあまあ田舎にあり、電車を利用する受験生は少ないと思われるが2 、もし自分の乗り合わせた電車内でその手の人の弱みに漬け込むような卑劣なヤツがいた場合は全力で鉄道警察隊に突き出す所存である。