無職文系最後の15日

本日で倉庫での軽作業アルバイトは退職となる。

この勤務先は、割とマジで生活が追い詰められつつあった時に雇ってもらったので恩義がある。思い起こせば雇われだした夏頃から今まで、あっという間だった気がする。

朝ちょっとした菓子折りを持って公共交通機関に飛び乗り、一路勤務先を目指す。

到着してからすぐに現場の担当者の方に感謝を伝え、菓子折りを渡すことにした。

すると、現場の担当者の方からもお菓子をいただくことになった。…しかしどっからどう見ても私が用意したものよりも値が張りそうで、ちょっと申し訳ない気持ちになった。変に気を使わせてしまったかもしれない。

そして最後の業務に取り掛かる。

明日からここに通うこともなくなるのかと思うとなんだか寂しい気もするが、悪い理由でクビにされて来れなくなるわけではないので、この地域に用があって、かつ時間があるようならまたTimeeの募集に応募しても良いのかなと思うなどした。

午後2時に休憩所で昼飯を食う。いただいたお菓子は大福だった。今日の夜には冷蔵庫のプラグを抜くのだが保管は問題ないのだろうか。取り敢えず再び業務に戻る。

途中現場の指揮をする人(昨年私を雇うと判断した人でもある)がやってきたので、感謝の意を伝えた。

すると現場の指揮をする方からも餞別をいただくことになった。私としてはちょっとした菓子を用意しただけなので、そこまで気を遣わせる気はなかったのだが、ありがたく受け取ることにした。

餞別はAmaz◯nギフト券だった。

先に上がるパートの方にも感謝の意を伝え、今年の春からお子さんが受験生になるとのことで、相談を受けることになった。

しかし私は無職文系、大したことは言えない。ただ、「よく親子で話し合って、諸条件についてそれぞれの意見を明確にしておくこと、やりたいことが見つからないならば、まずは自分でよく調べてみること、もし共通テストを受けるなら諸々の準備や出願は自分で行うこと」はしておいた方が良いのではないかと伝えておいた。

業務終了後に感謝の意を再度伝え、勤務先を後にする。帰りにセブ◯レに寄り、飯を調達し、帰路につく。

帰宅後Amaz◯nギフト券の額面を確認する。

3千円だった。

その瞬間脳内を様々なワードが流れていく。

え?ただのバイトにそんな餞別渡す??

普通こういうの500円くらいでは?

一体どういうことだってばよ

これは後々もよろしく的なやつか?

アフターサービス期待されとる感じ?

新生活に役立てよう

圧倒的感謝……っ

鯉王の脳内ワード

取り敢えずそれはそれとして、明日の朝にガスが止まってしまうので風呂に入り、荷造りにかかることにした。

本類と文具類は粗方詰め終わったが残りがほぼ手付かずである。まあ引っ越しは明日の午後だし今日これから頑張って、明日の午前中も頑張れば大丈夫だろう。

ともかく無事に退職できてよかったし、菓子折りを渡せて、ちゃんと感謝を皆に伝えられたのでよかった。

文系社会人を経ての無職。からの学生。 本業は医学生、副業は無職文系。

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