無職340日目
今日は一転して雨だった。
正確には昼過ぎに雨が降り出した。
気にせず売れた品の発送作業を行う。ほぼ毎日郵便局に出向いているので若干顔パス状態になり、ついには「そんなに売れるコツはなんですか」と聞かれるまでになった。
コツは「コレは売れないんじゃないか?と思うようなものでも売り出してみること」ではなかろうか。とはいえこれで生活しているわけではないのだけれど。
別の発送作業のためにファ〇マに向かう。家、郵便局、ファ〇マの位置関係的に家〜ファ〇マ>家〜郵便局で、家を起点として不等辺三角形を描く感じになっている(つまりファ〇マと郵便局はほぼ一直線上にあり、なおかつ逆方向である)。郵便局から歩いてファ〇マに向かう途上、現れたレモン牛乳色の車の後ろのパカっと開けるところが半開きになっており、中に積んでいたと思われる自転車が落ちそうになっていた。運転者は気づいているのだろうか?
唖然とした表情で工事現場のおじさんと私は見送った。
ファ〇マで発送作業のついでにフィナンシェを買う。密かな私の楽しみだ。これと牛乳(又は紅茶)の組み合わせが最高に美味い。
帰ってゆっくりお茶でもと考えていると謎のじいさんがこの雨の中何か外に向かって話しているようだ。ポケモンばりに目が合って、ファ〇マの前の道を爺さんの乗った車が右折し、ファ〇マに入ってきた。
どうやらあの距離で私に話しかけていたようで、自動車教習所の場所を尋ねてきた。知っているのは知っているが、説明しにくい場所にある。此処まできたのでも遠くはないが、近くもない。というか教習所に何の用なんだ?と思いつつ面倒ごとに巻き込まれるのも面倒なので知らぬ存ぜぬで対処した。
春になるとワンダーなことが多々起こる。