歯肉・流血に関する詳細な描写があります。苦手な方はご注意下さい。

目が醒めると午前5時45分だった。早起きチャレンジには成功したが、歯肉が痛すぎてそれどころではない。

朝飯を食う気力もなかったため、ヤクルトだけ飲んで電車に乗る。歯茎も痛かったが、2日くらい前に自業自得負傷した頬の内側も痛い。

口の中の傷は絆創膏や包帯で保護できない割に水や塩にバンバン触れるのがきついよな、と思いつつ微積分に関する本を読む。

いつもの如く電車とバスに揺られ、大学に午前9時前にたどり着いた。

予約時間の午前11時までまだ時間があったため、暫し図書館で涼みつつ生物の問題を解く。夏休み期間中だったが続々と勉強をしに大学生が集まってきていたため(図書館だから当たり前か)、また途中空腹やらなんやらでクソネミの嵐に見舞われていたため、早々に退散して歯医者に向かった。

急患扱いだったが割とすぐに診てもらえた。私の予定としては「親知らず付近の歯肉が痛んでいたが、歯肉だけでなく一番奥の臼歯も痛むような気がするので、処置が必要なら処置をお願いしたい」→治療、だったのだが、どうやら歯科医の人は歯肉にフォーカスしており(それは間違っちゃいないのだが)、あれよあれよという間に親知らずを抜く話になった。

しかも鏡で歯肉を診ていた際に歯科医の人が器具で腫れてるところを刺すものだから

ぐはぁっ!

と漫画のように叫んでも多分咎められはしなかっただろうが、色々総動員して自制した。腫れていた歯肉からは刺されたために出血が見られた。超痛え。

そうなると虫歯治療の科とはまた異なるらしい。別の科へと向かうことになった。道中口の中で血の味のような塩っぱさがした。

ザ・年寄りの巣窟みたいな待合室で割と待っていると、若い歯科医の人が問診に来たため、虫歯治療の科で伝えたことを話す。取り敢えず全体的なレントゲンを撮ってほしいとのことで、レントゲンを撮りに別の科に行き、土曜に経験したようなハイテク機材でレントゲンを撮る。

その後再び待合室で待っていると別の歯科医の人に呼ばれる。再び事情を話し、また来年の1月、2月に受験を控えている旨を伝えると、親知らずを抜くなら年内早い方が良いという話になった。

確かに受験が佳境に入る時期に歯茎が腫れたらたまったもんじゃない。センター試験当日に歯茎が腫れでもしたら大惨事である。

私としては来年の3月まで親知らずに関しては様子を見ながら保留し、3月以降に抜く予定だったので、まあ人生何があるかわからないものである。

具体的な話が詰められる前に、親知らずの抜歯について色々調べた。

その後また暫く待ってから別の歯科医の人に呼ばれ、患部の様子を見られつつ、親知らず抜歯の概要を聞いた。

まあなんというか痛そうである。また、その後1週間は大変だとか。説明を聞くと同時に、今回の症状のあらましをまた説明することになり(これで4度目である)、この科連携とかちゃんと取れてるんだろうか、と心配になった。そうなると2回目の若い方の問診は意味があったのだろうか。

それはさておき、まずは歯肉が回復するのが一番である。抗生物質を出してくれるらしい。まあそれでなんとかするか、と思いこの場はこれで終わり、ということになった。

その後会計を済ませて病院を出ると、午後2時になっていた。大学内のセブ〇レで食べられそうな飯を探し、食した後早速抗生物質を飲む。

遅めの昼食後、バスに揺られ電車に乗って都会に戻って来た。

都会ついでにワイヤレスキーボードを探し、また暫しうろついたのち普段よりも比較的早めに帰路につくことにした。

帰路に着く前に薬局に駆け込み、歯肉炎や歯槽膿漏に効くらしい塗り薬だけ購入した。

帰りは若干眠りつつ本を読みつつになった。

歯肉より自業自得負傷した頬の内側の方が痛んできたため、鏡を見ると、負傷箇所が若干白みを帯びていた。膿んで厄介なことにならねば良いが…

文系社会人を経ての無職。からの学生。 本業は医学生、副業は無職文系。

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントする