14日後に無職1000日目を迎える文系

無職1000日目まであと2週間となった。月日はマジで矢のように過ぎ去っていく。

今日なら証明写真機も直っているだろうと思い山の上に出掛けることにした。ついでに図書館に届いた本を受け取りに行こうと考えていたら、本を1冊延滞していることに気が付いたので慌てて読む。予約した資料が他館から配送されてくるタイミングで本を返却すれば延滞した本を最速且つ最小の手間で返却可能であると考え、配送されてきそうな時間帯を狙って移動する。

山の上に辿り着いたら予約した本は届いていたが、返送するタイミングは逃してしまった。証明写真機も故障中のままである。仕方がないので返却だけは可能な現在工事中の他の図書館に出掛けることにした。距離的に自宅から点対称の位置にある2地点である、ちょっと気が重いがまあ散歩の一環ということで歩いていくことにした。トリマのマイルも貯まることだろうし。ついでにその近辺で証明写真機が見つかるかもしれない。

本を返却しに行く道すがら、下校中の小学生を多数見かけた。何やら楽しそうにしている。恐らくもうすぐ冬休みだからだろう。

本を返却し、その近隣にあるショッピングモール的な場所に向かうと全くの予想外だが証明写真機があった。今までこのショッピングモール的な場所には幾度となく訪れているのである、それなのに一切気が付かなかった自分も自分である。しかもちょっと安い。撮れる間に撮っておくかと早速機械を操作する。しかし私は写真とかそういうのが上手いこと撮れる人間でもなければ撮られるのが得意な人間でもないのである。何回か撮り直し、「まあこれなら試験監督者も特に困ることがなさそうだ」と言えそうな写真を撮影した。安い上に撮り直しが割とな回数可能なのはありがたい。

その後文具屋に寄って謎の老害的な婦人を俄かに観察することになり、帰路に就いた。

帰宅して暫くしてから実家から連絡が入った。どうやら共通テストの受験票が実家宛に届いたらしい。

試験会場は何処になっているかと尋ねたら、全く訪れたことのない大学が指定されていた。

こう見えて30年近く生きている身である、県内の大学は概ね網羅してきたはずだし、この地方の大学は割と制覇したと思っていた。センター試験でも4回は見知った大学だったが1度だけ割とな僻地の会場になったことがあったので僻地になる可能性も考慮していたし、僻地になったとしてもまあそこだろうと高を括っていなかったといえば嘘になる。

しかしそれを超える僻地がやってきた。やはり新型コロナウイルスの感染拡大はこんなところにも影響を及ぼすのか。僻地すぎるFラン大学である。果たしてセンター試験会場経験のある大学なのだろうか。というかそうなると宿の予定から帰省の予定から何から一切を見直す必要が出てくるのではなかろうか。

最寄駅からは徒歩30分、そして降雪時には高確率で積雪、電車の遅延が想定される地域である。

しかし僻地オブ僻地なので最寄駅付近にはまともな宿がない。あったとしても旅館みたいな何がしかである。木賃宿でもありゃまた別だがそれもなさそうだ。

さてどうする。

電車は30分に1本あればいい方だろう。会場となる大学はスクールバスを運行させているようだが、その最終便は1日目、2日目の最終科目終了時刻よりも早くになくなる(恐らく増便はするだろうが、現時点ではわからない)。

その近隣に土地勘のある友人に事情を説明し、宿泊可能な場所が無いか聞いてみると、「無い」とのことだった。やはりな。何か老人保養施設的なやつがあるらしく、それを予約すれば宿泊可能らしいというのは分かった。しかし画像が明らか合宿所である。

さてどうする。

取り敢えず昨年と同じビジネスホテルは押さえた。初の会場なので出来れば下見をしておきたい。そのため帰省を少し早めると実家には連絡した。家主には了解が取れたのでその辺は大丈夫だろう。県のホームページを閲覧したが、予約したビジネスホテルは新型コロナウイルス感染軽症者受け入れ療養施設に指定されてはいないようだ、今後どうなるかはわからないが。

どの方法をとるのが最善かと頭を悩ませていると、友人からLINEの不在着信。慌ててかけ直すと(幸いに友人の電話番号は高校時代から変わっていなかった)、友人の家の近辺の宿泊施設に宿泊し、そこから会場まで車で送迎することが可能だと提案された。どうやら友人の家から会場までは車で向かえる距離であるとのこと。

しかしそれは友人に対して申し訳ないので、二進も三進もいかなくなった場合は頼るかもしれないが可能な限り自力でどうにかしてみるということ、無職となった我が身だが、助けを提案してくれる友人がいるというそれだけでありがたいということを伝えた。

友人は会場周辺の地理についても詳しく、降雪時には間違いなく積雪すること、ごくまれに近隣の高校から受験生がやってくること、恐らく現役生は殆どいないのではないかということ、一応センター試験会場経験のある大学だということを教えてもらった。まあ人生で今後その大学に訪れることはまあ無いだろうから楽しんでやれとのことだった。まあ近隣の高校生に絡まれたら蹴散らしておくと伝えておいた。

取り敢えず受験会場は判明したのである、あとは最善の方法を取り、点を出すだけである。

今日の一冊

今日延滞していることに気が付いた本。慌てて受験に必要そうな章(3章まで)を読み進め、返却した。今までデータ分析関連の問題は正答率が低かったが、これで少しは理解が進んだような気がする。得点に直結させていきたい。

本日の勉強時間:1時間10分

残:914時間54分→913時間44分

文系社会人を経ての無職。からの学生。 本業は医学生、副業は無職文系。

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