無職338日目
正直なところ、私は勝った回数より負けた回数の方が多い。
どうやら18歳からこっち、3月上旬はミョーに落ち着かない日々が続く。年も変わって元号も変わることが決定して周りは動いているのだが、自分だけ動き出せない、動けないような感覚に苛まれる。
きっとまだ終われる感じがしないからなのだろう。他の試験を受けても満たされないことは1度目の大学時代によくわからされた。
大学入試より遥かに倍率が高かったり、遥かに合格率の低い試験はくぐり抜けてきた。だが、それではダメなのである。そう言う私は大人になりきれぬ子供かもしれないし見果てぬ夢を追うだけのドン・キホーテかもしれぬ。
最後一年、やれるだけの体力と運とメンタルと財力はあるはずだ。ならば、自分の中で納得がいくまでやるしかない。
来年の3月には、動き出した春の中を生きているのだろうか。