無職350日目
かと思いきや、ネタが次の日には復活するあたり人生とはよくわからんものである。
休日の混んでいるようで混んでいないようで少し混んでいる車内で、K塾の合格体験記を読んでいた。
読んでいる中で、脳内ツッコミが炸裂した。
「って、殆ど出身校が名門私立やんけ!」
脳漿炸裂ガールでも聖槍爆裂ボーイでもなく脳内ツッコミ無職である。
私鯉王は公立の中学・高校を卒業した只のパンピーであるため、名門私立中高一貫という8文字熟語を見ると知恵熱を起こしかねない。相手はホーリー、俺はパンピー……ではないが、
来年は名門私立中高一貫での熾烈な争いを潜り抜け、更に予備校で経験を積んだ猛者と試験会場で激突することになる(いや、今年もそうなる予定だった)。ほんとどーすんだよ…
彼ら彼女らがお受験に勤しんでいたころ私は言語やったり法律やったりなんだりしていたし、
彼ら彼女らが青春の1ページを刻んでいたころ私は社会の荒波と格闘していた。
彼ら彼女らが勉強する今、私も勉強するしかないな。
それはさておき家探しである。どこも帯に短し襷に長しなところが多い。取り敢えず見学を済ませ、条件を整理して考えることにした。
すさまじく腹が減ったため電車に揺られなおして都会に向かう。空腹よりも優先される文具屋・書店巡りを済ませ、行きつけのインドカレー屋に向かう。学生の頃よりは贅沢にインドカレーを味わった。
次学生になったらまた学割でカレー食おう。