無職764日目
今日の一言
今日で前回の散髪から100日となる。流石に前髪が限界な気がしてきた。今となっては特に誰に会うということもないため、気が遠くなるほど昔に母親に借りてそのままになっていたデカいヘアクリップで髪を適当にはさんでいる(参考書のページを挟んでおくために借りたような気がするがなにぶん昔のことなので不明)。ワックスとかいう小洒落た物は所持していないし、ここまで散髪屋に行かなかったことも人生初だからである。
このデカいヘアクリップ(というカテゴリで括っていいのかどうかはわからないが)、鯉王が通っていた中学ではヤンキー中学生のマストアイテムだったようで、学年の約三分の一が純ヤンキーか準ヤンキーだった中学ではよく見かけたものだった(どういう理由でかはわからないが、校則違反に該当する)。学校の所在する市の中では一、二を争うヤンキー中学だったため(市内にヤンキー中学が大量にあった)、盗んだバイクで走り出して学校に来ちゃった奴(自己顕示欲を間違った方向で使ってしまった人。近所に警察があったため即補導)や急に姿が見えなくなったと思いきやネンショーに入っていた(という噂があった)奴、ファイナルファンタジー現象{彼女(こちらもヤンキー)を「俺の最後の女」などと宣いつつも、1週間後別の女子を最後の女と呼んでる現象}を起こしている奴など、ヤンキーのオンパレードだった。多分今頃鯉王の3倍くらいの速さでライフサイクルをぶん回していると思われる。
雰囲気的に『市場クロガネは稼ぎたい』の主人公だろうか。あんなに男前じゃないけど。
兎にも角にも散髪したい。