バートルテストを受けてみた

各属性を受験/大学生活に活かすには?

以下の内容は本ブログの執筆者:鯉王による勝手な考察であり、科学的論拠や学術調査に基づくものではございません。その点を念頭に置いて参照されることを推奨します。また、もし実践される際は自己責任でお願いします。鯉王としてはゲーマーの特性と勉強との関連に関する学術調査が更に進むことを期待しております。

各属性の割合が高い人はどんな感じで受験/大学生活を送るのか?というのを鯉王がバートル氏の文章の4類型に関する箇所を読み、「これを受験や大学生活に当てはめたら?」と考察してみた。

アチーバー属性:順位や合否、得点がはっきり出る模試や受験に向いていると思われる。得点を上げるための勉強が苦にならないタイプ。参考書の周回プレイとかもお手の物。順位や得点が至上の目的。学習の際は「〇〇分で△問解く!」などのタイムアタック方式にしたり、「次の模試で★★点越え!A判定!」みたいな明確な目標を掲げたりするのが効果的かと思われる。「明確な大目標→四半期の中目標→日々のクエスト」というピラミッド方式にしてタスク設定していくのも向いているのではないかと考えられる。大学入学後も「明確な目標を新たに設定する→努力する」のサイクルを積み上げていけば堕落したりしないはず。大学入学後は(大学にもよるが)、なかなか数値や目標が目に見えにくいし、外部によって設定される目標も少ない。なるだけ自分が楽しめて、かつ法律とかに触れない素敵な目標を設定することをお勧めしたい。

エクスプローラー属性:興味を持った事柄を調べたり勉強したりするのは得意なため、勉強自体を苦にはしないと思われる。ただ、興味を持てない事柄には殆ど見向きしない可能性があるため、そこを「受験」で割り切れるかどうかがポイントになる。また、(これは自分に対する戒めとしても書くが)「興味はあるが受験にはあまり関係なさそうな事柄」に深入りしないよう注意したい。特に生物や化学、日本史や世界史の学習に多いと思われる。「学問」自体への興味はあっても「その手前の受験」に対する興味がない場合も考えられるため、興味と現況とのバランス感覚が大切である(これも自分に対する戒め!)。順位や偏差値とかもあまり拘ったりしないタイプが多いのではないか。大学入学後は(大学にもよるが)「学問の府」であるため、存分に学問に向き合ってほしい。研究に力を入れている大学だときっと楽しい大学生活を送ることができるはずだ。「自分の人生の先の展開が見たい」くらいの気持ちで受験を乗り切ってほしい。ただ、受験も大学生活も長期スパンの戦い(生活)となるため体調不良の原因となる寝食を忘れての没頭は程々にしておくことをお勧めする。

ソーシャライザー属性:人と積極的に関わることを苦に思わないため、グループ学習や友達と一緒にテスト勉強を進めるのが好きな人が多いんじゃないかと思われる。受験勉強は突き詰めると一人の戦いであり、試験会場で役に立つのは自分の学力と時計と受験票と筆記用具くらいである。心折れそうなことも多々あるだろうが、「友情・努力・勝利」でジャンプの主人公ばりに乗り切ってほしい。注意したいのは「互いの傷の舐め合い」や「依存関係」である。友達と会えば心休まることもあるだろうが、安易な慰め合いは現実から目を逸らすことになるためタチが悪い。依存に関しては、依存される側も依存する側も泥沼となりやすいし、そのどちら側にもなり得る可能性がある。互いを尊重して高みを目指せるような友人関係を築き、受験後に皆でパーっと遊べるようになりたいものである。大学入学後は(大学にもよるが)、人と交流する機会が激増する。現在はコロナ禍により先が見えないが、グループでの学習・研究活動も高校生であった頃に比べると多くなる。中には気難しい人や「できればお近づきになりたくない」人、騙してくる人なども居るかもしれないが、多くの人との交流は楽しいことも多々ある。ヤバそうな人・事件に気をつけて楽しいキャンパスライフを送ってほしい。

キラー属性:受験は何だかんだ綺麗事を並べたとしても、結局は人対人の戦いである。隣のヤツが合格すればその隣のヤツは落ちるかもしれないし、受験形態にもよるが合格点を出せなければ人格者だろうがなんだろうが不合格になる(カネとかコネとか使えるなら話は別かもしれないが…)。「戦い」という点ではキラー属性の割合が高いと受験自体は苦ではないのかもしれない。模試も受験も対人戦(実際には問題と格闘することになるが)、そのための技術向上を厭うこともないタイプだと思われる。テストの点数を友達と競ったり、英単語の出し合いをしたりして日常の学習に刺激を入れるのも勉強方法の一つになるので皆で楽しく(ここ重要)学力を高めてほしい。大学入学後は(大学にもよるが)基本的には人と争うことはあまりない。部活動などで試合があったりすれば話は異なるが、(よほど修羅の道を歩む場合を除けば)平和な学生生活となる。「ここぞ」という時(一人だけレポート書いてこなかったヤツとかブラックバイトとかブラック企業の面接とか)に戦いのセンスは置いておいて、普段は穏やかに過ごすことをお勧めしたい。

再度記すが、ここに書いてあることは何の科学的論拠・学術的研究に基づいてはいない。鯉王がバートル氏の文章を読んで「これがゲームじゃなくて受験や大学生活なら?」と考えたことである。そのため、「この属性の割合が高いけど自分はこうじゃないなぁ」と思うこともあるだろうし、%の高低の組み合わせによって取り組み方やライフスタイルが異なることもあるだろう。重要なのは、自分に合った方法で、無理なく楽しく受験や大学生活を送ることだと私は思っている(再々度自分への戒め!!)。

興味のある方は、図書館などで関連する書籍を探してみるのもよいと思われる。実際私も図書館で紹介しているコーナーを見つけて興味を持ち、調べた(こんなところもエクスプローラー属性か?)。

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文系社会人を経ての無職。からの学生。 本業は医学生、副業は無職文系。

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