無職1191日目
本ブログの聡明なる読者の諸兄諸姉の皆様は、去る4月の或る日に鯉王が怒り狂っていたのを記憶していらっしゃることだろう。そう、親戚連中が勝手に人の元職場に行って鯉王の周辺を嗅ぎ回っていたというアレである。
それについて母親が4月に親戚連中を問い詰めたところ、その行動の理由が発覚したとのことだった。
幾ら親戚連中が人の話を聞かない老害ムーヴをかましているといっても、流石に何の根拠もなく人の元職場に行くことはないようである。どうやらその辺の常識はあったようだ。また、今となっては私が無職をしていることも口うるさい親戚連中にバレているとのことらしいが、親戚連中的には私が公務員をしていようが無職文系をしていようが無職理系をしていようが特に問題はないとのことだった。そりゃまあ公務員をしていた方が安心は安心だが、無職をやっていても特に気にならないらしい(理由に教員免許を持っているので金に困ったら教員として働くことが可能だからというのを挙げていたそうだ。教免取っておいてよかったな。使う気はないけど)。ただ、医学部目指して無職やってるというのは親戚連中の知らない情報らしいので、私としてはそのまま伏せておくようにと母に伝えておいた。
では彼らが人の元職場に行ったのは何故か。そこに鯉王のきょうだいが絡んでくる(以降、便宜上彼を「ゲーマー」と呼ぶことにする。理由は毎回きょうだいと打つのが面倒だからである)。鯉王が無職1年目を謳歌(?)していた頃に毎晩夜遅くまでオンラインゲームをして騒ぎ倒し、気に入らないことがあればキレて暴れるという20代の風上にも置けないような家族がいる話はその当時の日々の記録にもちょくちょく書いていたと記憶している。彼がゲーマーである。でもってそれが原因で私が実家を出、独り暮らしを始めたというのもある。
ゲーマーは大学卒業後に地元の企業で就職して働いていたのだが、去る4月の或る日に本人に聞いたところによると、仕事を辞めることにしたとのことだった。
しかし、本人が言っていた内容と、母親及び他の親戚連中が本人とやり取りした内容にかなりの乖離があり、それが4月の面倒な案件を引き起こしたようである。まずゲーマーは私とは異なり、頻繁に親戚(おば)の家に出向いていたらしい。営業回りなどビジネス目的のものもあれば、そうでないものもあったとのことだった。
それが昨年末(2020年12月頃らしい)にゲーマーが急に親戚(おば)の家に訪れ、「鯉王がいなくなった」「自分は結婚する予定だが家族同士が会う上できょうだいである鯉王がいないのはまずい」と言いだしたとのことだった。親戚(おば)も不審に思い、まずは親に相談したのかと尋ねるも要領を得ない返答で、親戚(おば)の家族が現れるとそそくさと帰っていった。これを怪しいと思った親戚(おば)が親戚(おじ)に相談し、親戚(おじ)は「確かに怪しいが、本人の言っていることが本当なら鯉王の母からこちらに連絡が来るなり、警察に相談するなりするだろうし、少し様子を見よう」と言って、実際に様子を見ていたらしい。
年が明けてからもゲーマーはちょくちょく親戚(おば)の家に訪れ色々と言っていたらしいが、親戚(おば)は「どうせゲーマーの作り話だろう」と思いつつ、話を合わせていたらしい。そうこうする内に色々と疑念のある状態が続いたため、4月に親戚(おじ)が私の元職場(市役所)に出向き、市役所の人にも怪しまれないようにするために4月の一番忙しい時間帯に親戚(おじ)と母方の祖母(鯉王の母親、親戚連中から見て母)の二人で市役所の窓口で鯉王のことを尋ねたとのことだった(元職場の人間に対して同情する気はないが、若干迷惑だったろうな…)。
これが、4月頭の騒動の真実である。全体の文脈で見れば「親戚連中は悪くなくね?」と思わなくもないが、以前より老害ムーヴをかましてきていたことと、社会人時代のいざこざは到底許せるものでもない。私からすれば親戚連中もゲーマーも「どうぞ私に構わず好きに人生を送ってください(=私の人生を邪魔しに来るなよ)」と言いたいし、言っても咎められることはないだろう。知らんけど。
ゲーマーはそれ以外にも多方面で嘘をついていたらしく、職場でも多くの人に迷惑をかけていたとの話を母から聞いた。当初配属されていた支店で上の人と揉め、年明けに別支店に配属になり、4月まで勤めていたらしい。この辺の時系列の詳細は不明である。ゲーマー本人は「仕事を退職したかったので嘘をついた」などと宣っているらしいが、「鯉王に関する諸々の嘘の所関係なくね!?」というのが私の正直な感想である。
鯉王に関するゲーマーがついた事実無根オンパレードの嘘の一部を以下で紹介する。
・鯉王が役所で俺(ゲーマー)と同じ大学出身の後輩をいじめているらしい→親戚(おば)についた嘘。そもそもその嘘を言った時点で鯉王は退職しているのでいじめようがないし、人をいじめるような暇人でもない。
・役所で鯉王が後輩をいじめているのではなく、鯉玉さんがいじめていた→上の嘘の後についた嘘。なんだそれは。
・きょうだい(鯉王)は幼い頃に亡くなっています→職場の人についていた嘘。バリバリ現役の無職文系だわ。
常々「不死身の鯉王」を自称して憚らない人生を送ってきていたが、まさか身内によって勝手に亡くなっていることにされているとは思わなかった。これからは「地獄の淵より蘇りし鯉王です」って言った方が良いかもしれない。
ここに挙げたのはほんの一例であり、かつ鯉王に関するものだけだが、今日聞いた話ではゲーマーは他にももっと荒唐無稽な嘘をつきまくっていたようである。
私としては、私に関する事実無根の嘘をつきまくった理由を知りたいし、縦しんばそれらの嘘全てが仕事を辞めたいがためについた嘘だとしても、私をダシに使って仕事を辞めようと画策するという、人をコケにするような真似は身内でも、否身内だからこそ許せないものがある。鯉王は鯉王の覇道を邪魔する人間には容赦しない。
それと同時に、ゲーマーは何故そんな嘘をつきまくるようになってしまったのか、その理由も知りたいと思う。一体私が実家を空けている間(大学生の期間&無職の期間)に何があったのだろうか。
そんなわけで、私は一刻も早く合格すると同時に、なるべく関西圏から離れるようにして文字通り居所不明という状態にすると同時に、もう今後の人生でゲーマーに関わられることのないよう法的措置をとるしかねえと思った。どう転がっても法テラスムーヴは避けられなさそうである。
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