無職1210日目
今日の一言
引き続き出願の準備を進めつつ、今後のことをぼんやりと考えた。現在早朝勤務が週四日入っており、それと被らない状態でラーメン屋のアルバイトが入る(ことになっている)。しかし思ったよりラーメン屋のシフトが不安定で、かつスーパーの品出しのように定期的に入るものでなく、また人間関係が微妙に複雑そうである(社員とバイトの揉め事とかってまあまあよく見られるものなのだろうか?社員同士、バイト同士の揉め事はよく目撃したが…)。
そうなるとラーメン屋が収入源として当てにならない可能性が出てくるわけであるし、それと関係なく私自身の出処進退も不安定となるので色々とカオスである割に金はねえ。遊ぶ金や飲み代だけ賄っていればいいバイトではなく(大学生の頃も遊ぶ金や飲み代のためにバイトをしていたわけではなかったが)、家賃・光熱費・国民健康保険料・受験費用・食費・通信費・書籍代を全てどうにかしなければならないバイトなのである。そして可能なら民事訴訟に係る費用・将来の入学金・将来の授業料を貯金していく必要がある。やはり金は力なのか。
なら新しいバイトを探せばよいのではと思ったが、大抵のバイトが長期間働ける人募集であるわけで、「いや今後ちょっとどうなるか不明っすわwww」みたいなヤツは雇いたくないだろう。そうなると私が取れる方法も限られてくる。
一つは、早朝勤務の日数を1日増やすということである。早朝の勤務はどう転がっても現状人手不足らしい。残業になったら残業代も出るし、人間関係の内側もわかっている。早朝勤務を週5にすれば家賃を賄った上でお釣りまで返ってくる。ただ、夏場の疲労が半端ないので、その辺をどう対処するかが問題になってくる。その分ポカリスエットなどの水分・塩分を補給できる飲み物を購入したりなどの費用も嵩んでくるわけで…。
それに合わせてTimeeなどの短時間直接雇用仲介アプリを利用する。これなら一日だけであるし、給料も即日反映される。たまたまハズレの職場に当たっても、せいぜい8時間程度なので害は少ない。ただデメリットとして、この近辺に仕事が少ないことと、大体すぐに締め切りとなって応募できなくなってしまうことが挙げられる。
他にも不用品を売却しまくるとか(試験時の昼食代くらいにはなるだろう)、釣銭貯金を預けてしまって束の間の食費に充てるとか、初期費用0円で持ってる(ポイ活というやつである)ビットコインやら株やらを売るとかが考えられるが、どれも「これで暫く生きていけますわ~」という額にはならない。
Ub○r E○tsとかのデリバリー系も考えたが、そもそもリスクが高い(事故のニュースをよく聞く)し、この地域はそういうのが未対応のような気がする。そして私は原付免許を持っていない。
2018年、2019年なら「日中は図書館に出掛けて節約ゥ~!」とかって出来たのだが、最近じゃコロナ禍でそれもできないし、近所の図書館は一つが移転して、もう一つは集団接種会場と化していると風の噂で聞いた。あと減らせるとしたら書籍代だろうが、それは食費削ってから考える。
恐らく一番の節約は健康でいることだろう。国民健康保険料は払っておかざるを得ないが(どこかに雇われているわけでもなければ、誰かの扶養に入っているわけでもないからである)、風邪とか引いたりしなければ病院にかかることもなく、その分医療費として金が飛ぶこともないからである。そういえば今月一回眼科にかかっちまったな…。必要な医療費はケチらず、かつ健康でいることで余分に使うことのないようにするのが理想である。
今日の一冊
ポイントで購入した一冊。流石ポイ活。風太郎不戦日記最終巻。2巻が終戦直前~終戦までを取り扱っていたが、この巻では終戦後を主に取り扱っている。闇市、疎開先の飯田での学生たちの演劇、風太郎の炭焼き、東京での物のなさと終戦直後の悲惨さが風太郎の視点から描かれている。
物が無いなりにどうにかしようとする風太郎や一緒に住んでいた人たちの工夫は人々の逞しさを思わせるが、風太郎が乗った列車内の子供の悲痛な叫び、そしてそれに声をかけてやることが出来ないほど人々が自分が生きることに手一杯だったという描写にもしや将来のこの国はまたこのような状態に(戦争の有無に関わらず)陥るのではなかろうかと考えた。
鯉王の住む部屋にはテレビを置いていないが(電気代節約のため)、今頃世間もメディアもオリンピック一色となっていることだろう。オリンピックの開催自体が悪いとかそういうことを言う気はないが、「今せなあかんことか?」とは思う。
コロナ禍の最中において国外から人を呼び寄せ、オリンピックを開催し、始まってしまえば政権がご機嫌取りをして票を集めるための年寄り連中は皆オリンピックの「感動」で政府の失態や無策を批判することはなく、富裕層や既得権益層は特に懐が痛むということもなく、結局労働のために否応なく外出せざるを得ない若者たちがしわ寄せをくらい、世代間の格差と溝は深まり、政府のダブルスタンダードに反発した人々は外出し、δ株は蔓延し、感染者数は増え続け、どうにもならなくなっていくのではないかと考えられる。それでも政権の票獲得の源泉である年寄り連中は「いい思い」をしたとのことで与党に票を入れ、与党は自分たちの利権のために奔走し、結局社会は良くはならないし、寧ろ滅びの道をたどることになるんじゃないかと思っている。そして国家の衰退を目の当たりにした年寄り連中は若者に責任があると声高に主張するだけして何も行動せず、どう転がってもカオスみたいなことになるのかもしれない。
そうなったときにいつでもどこでも働けるようにだけはしておく必要があるなとぼんやり考えた。