留年107日目

258日後に進路決定する限界医大生

また大いに間が開いてしまった。

「前回4月でいきなり3か月飛ぶとか何なんだよ」

と思われるかもしれない。自分もそう思っている節がないではない。

平たく言えば現実を生きていた。あと旅とかもしていた。金はないし時間もないが、心的余裕はある。

一応この3か月間にやったこととして、

  • 空を飛んだ(4月)
  • 例年の如くGWにバチクソ働いていた(5月)
  • 週休0日1日10時間労働とかやっていたら急に高熱だした(5月)
  • 久々にgacco(日本版MOOC)の講義を取った(5月)
  • 初めて東北地方に足を踏み入れた(6月)
  • 金ないけどTOEFL受験した(6月)
  • なんか銀行のイベントに呼ばれた(6月)
  • 体調崩しすぎたのでバイト辞めた(6月)
  • 日本最北端に到達した(6月)
  • 新しいバイト始めた(7月)
  • 「授業料滞納しまくったらどうなるか?」を学生課に尋ねた(7月)

とまあ、なんとも振れ幅の大きい人生である。今更感はあるが…

そんなわけで、今は「働き方改革」を断行し、若干ブログを更新できる余裕があるのである。

学業とか環境とか

学業に関しては、現在は絶賛休学中のためゲゲゲの鬼太郎状態である。もう少し「留年生活に関する知恵」とか「自分のやった勉強の記録」とかが集まりだしたら、まとめようと考えている。大学の「留年経験者の会」という謎コミュニティにも身を寄せているが、特にこれといった特徴はない。

取り敢えず昨年やった基礎医学に類される範囲を復習しつつ、「そもそも理系(というか生命科学)の基礎知識が足りてねえんでは問題」の解消に励んでいる。

いやよくよく考えてみて欲しい。

年収0円、非課税世帯、入学式2日前まで日雇い単発工場勤務、家賃とか払えるアテがありませんが?とかやっていた人間のどこにそういう基礎知識を身に着けられる余裕があるのかという話である。

周りを見渡せば、同じ編入生でも実家が太いだとか、もともと有名私学理系大学出身資格持ちだとか、名門中高一貫校&旧帝大の王道コース踏破者とかが勢ぞろいである。現役生なら尚更のこと、その辺は枚挙に暇がない。

しかしそんなことを言っていても話が進まない上に、通常の医学生には「環境の恩恵」も己の努力の賜物だと思う人が多いというのを昨年1年間で身を以て知った1 ので、その辺の「医学生のリアル」的な話はまたFANBOXやcodocの連載記事で書いていこうと思う。

以下は鯉王の身の上的な話なので留年生活に直接は関係しないが、間接的には関係する文章である。

「無職から医学部に進学し、留年した人間の実情」的なやつに興味のある人は読んでみると面白いかもしれないが、あまり面白くないような気もしないでもない。最近ブログの更新頻度が落ちると同時に、(もともとそんなに無いが)パワーワードを思いつく頻度も落ちた気しかしないからである。


たまに「母子家庭でも子供を全員東大に!」とかそういう「逆境を跳ね返して云々」系の話を聞くが、結局「親が頼れる」とか「別れた夫が学費を出してくれた」などの「裏技」が存在するのである。

鯉王には基本的にそういうものは存在しない。理解のある恋人的なやつも、太い実家も、中学受験も、SAPIXも存在しない。

文系社会人を経ての無職。からの学生。 本業は医学生、副業は無職文系。

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