朝から数学に勤しむ前に、喉の違和感で目が醒める。

恐らくこれは家族の風邪がうつりかけたか、寒暖差とか蒸し暑さがもたらした何かである、可能性が高い。

大人しく家で勉強しようと自習室に教材だけ取りに行く(高校時代も辞書とか資料集は大抵学校に置いていた。所謂置き勉である)。

自習室の入っているビルは工事の真っ只中で、ペンキが塗りたてらしく有機溶剤的な何かのにおいが充満していた。これは風邪の引きかけでなくても一日中此処にはいられない。そう思い教材だけ取ってそそくさと帰ることにした。

帰りに薬局に寄って漢方薬でも買おうかと考えたが、家にある分で大丈夫そうだったので飲み物だけ買って帰ることにした。飲み物は薬局もわりと安めなことが多い。無職ハック(というか高校時代から使ってたハックでもなんでもない何か)である。

家で勉強をすると、異様に静かである。静かすぎるくらい静かである。

午後3時を過ぎた時ぐらいに少し子供の声がするだけ。

Z会の英語の添削をしつつ、手紙の文面を考える。実はここ3日ほどこの文面の難易度の高さに難色を示していた。如何なる試験も多分これほど難しくはないだろう。

夜風呂に入る前くらいに旧友からLINEが届く。時には文字にしない方が良い場合もある、LINEの無料通話を用いたが、相談された案件が案件だっただけに些か不毛であった。

二十代も後半となり、日々青春の焼きましのように勉強を重ね、そして学問を死ぬまで重ね続けられるような仕事を、人生を望んでいるのだが、それは恐らく周りからすれば謎なんだろうなと思った。

ただ特に人に迷惑をかけていたり法を犯したりしているわけではないので、周囲から見てただ謎なだけなんだろうし、抑も周囲のことなんかハナから私は気にならないし気にしない性質なのでそこにある謎は私にとっては謎でもなんでもないんだよな、と考えつつ勉強を終えた。

そういえば自分は単なる無職というだけで特に素性的な何かを全く本ブログで書いていないなと思った。まあ無職であって、それ以上でもそれ以下でもないのだけれども。

文系社会人を経ての無職。からの学生。 本業は医学生、副業は無職文系。

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