無職132日目

結局午前3時ごろまで眠れず、色々と準備をしたり本を読んだりしていた。

次に目が覚めたのは午前6時前だった。朝食をさっさと食べて電車に飛び乗り、お馴染みのバス停まで向かうと普段と比較して人が多かった。

何事かと思えばオープンキャンパスである。なんか異様な面々を見た。

何はともあれ揺られて大学に辿り着くと、オープンキャンパスに来た高校生(らしき人)や親御さんの群れを気にせず大学の教務課に向かう。事前にセンター試験の英語リスニングにおけるイヤホン不適合措置事前申請の書類を書いてもらうアポを取っていたので、その手続きを済ませると、大学の図書館に向かうことにした。(イヤホン不適合措置事前申請をする必要のある人は、最寄りのセンター試験を利用する大学で書類を書いてもらえるので、調べておくとスムーズに進む。お盆は教務課が休みになる大学が多いので、事前にメールや電話などで問い合わせ、連絡を取っておくと良い。詳細は大学入試センターホームページに書かれている)

図書館は閑散としていた。卒業生用図書館カードを使用して図書室で日本史と漢文の勉強をする。歯医者の時間が来たため図書館を後にして向かう。

今日は歯医者の2部門を回る必要があったため割と長丁場であった。

昼前の予約時間であったため、そこで歯肉炎の可能性を指摘され、歯周りの洗浄を行ってもらい、フッ素が効いているので食事が1時間ほどできませんと伝えられる。

そのまま虫歯治療専門の科に向かう。心の準備とかそんなんが何もできていないまま歯茎に麻酔を打たれ、レントゲンを撮られたりなんだりと処置が進み、顔面に水がスプラッシュしたりなんだりとアクロバティックに虫歯が一本治療された。

虫歯の悪化はそんなに進行していないが、数が何本かあるとのこと。また、親不知が生えようとしている途中にあるとのこと。抜くなら大がかりな手術になるようだが、その処置は急ぎではないらしい。急ぎでないなら受験後にしたいものであるが、合格先如何によっては通えなくなる可能性が出てくるので更に勉強に身を入れる必要があるなと感じた。

麻酔で違和感がバリバリある中支払いを済ませ、バスに乗り込み都会に向かう。なんかメシでも、と考えたがとてもじゃないが食べられそうにない。取り敢えず行きつけの文具屋に寄り、また電車に揺られ別の都市に向かった。夏休みとかお盆前とかが相俟って観光客やら外国の人やらで人が多かった。

別の都市に着く頃には痺れは唇に残っているものの、歯には感覚が戻っていたため、何か食べようと立ち寄ったのがウェイ系のカフェだった。取り敢えず一番がっつり食えるメニューを頼む。騒がしさが半端なかったが、供食スピードは速い。そして唇に麻酔が残っているのを目覚めさせるように(荒療治?)熱々のオニオンリングやらハンバーグやらを食す。多分一番唇に優しかったのはアボカドだったと思う。

この「荒療治」が効いたのか、唇の麻酔もほぼ抜けた。だがやはり知らぬ間に少し唇を噛んでいたようである。気にせず行きつけの本屋に向かい、しばらく過ごしてから帰宅ラッシュピーク時の電車に揺られて帰宅した。

こんな無職の身で大学を再び目指しても大丈夫なんだろうか、もう仕事もないのに、と心の片隅のどこかでそう考えていたことを否定はしない。が、今日オープンキャンパスに連れ立って行く面々を見て、何となく戦えるんじゃないか、渡り合えるんじゃないかと思ったこともまた事実である。実力はわからないが、クライシス経験値は多分私の方が上だろう。

皆が己が実力を出し切った上で、それでも私が最後に勝る「何か」を掴むために、勉強を続けていこうと思った。特に才能とかチート技とかがあるわけでもなければコネとか金があるわけでもないので、努力でそれを成し得るしかない。

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