無職1203日目

今日の一言

というわけで、今日は1日外出することにした。

まず近所のイオンに向かって朝飯を買い、そのまま食う。その後イオン内を彷徨き、エナージェルの新色を購入した。鯉王は就活やっていた頃よりエナージェルを相棒として生活していた。何なら講義のメモもエナージェルで書いていたし、旅日記もエナージェルで書いていた。ここでエナージェルについて延々と語り倒しても良いのだが、それはまた別の機会にする。本体ばっかり増えるのもアレだし替え芯だけ出てくれねえかなと思うなどした。

その後イオン内の本屋を彷徨うことにした。目的は月刊少年ガンガン8月号である。しかしここでは空振りに終わることとなった。そのまま本屋をぶらぶらしていると、こんな感じの「中高生向け自己啓発書」が置かれたコーナーが目に入った。

鯉王は異世界クソチート小説がめちゃくちゃ嫌いである。ラノベ自体は中高生の頃に読んでたし(『とある魔術の禁書目録』とか『されど罪人は竜と踊る』とかは面白かった)、小説も嫌いじゃない。だが「クソチート小説だけはぜってー許さねー」という立場を譲るつもりはない。所謂「なろう系」が全部嫌いというわけではないが、一から世界観を作っているわけでもなくゲームや漫画の世界観の焼き増し或いは劣化コピーで、タイトルが説明臭く、主人公の通るルートが「最初から無敵/本当は実力があるのに周囲から認められてこなかったがあるきっかけから認められてチート全開」みたいにある程度テンプレ化されている(古文の出家系説話でももうちょっと多様だぞ)クソチート小説が嫌いなのである。

ただ、そのクソチート小説に勝るとも劣らぬほど嫌いなのがこの手の「中高生向け自己啓発書」である。まるで蛇蝎の如く嫌っている。蛇が「クソチート小説」だとしたら、蠍は「中高生向け自己啓発書」だろう。

例えばの話この手の本を自ら買い集めて進んで読む中高生が居たらなんかそれはそれで嫌だし(つまりそこまで追い詰められてるという話でもあるし、中高生向け自己啓発書に踊らされているという話でもあるし、出版社の若者を食い物にして印税でも稼いでやろうという魂胆が当たりまくっているという話でもある)、保護者や親類縁者が買い与えているとしたらそれもそれで嫌(その保護者や親類縁者はその本を買い与えた同じ口で中高生に嫌味なことを言ったり、行動を支配したりする可能性があるので)である。そうなってくるとまだクソチート小説読んでる方がマシとさえ言えそうだ。

その手の本が書店に並び出すということは、それだけその手のことで悩んでいる若人が多いということなんだろう。私が中高生やってた頃よりも今の中高生の方が生きにくいというのもあると思う。だからといって安直にその手の本を読んでも解決できるとも思わないが…。

そうなるとその辺の解決策をどこから学び取るかみたいな話になってくる。従来なら漫画や小説がその一端を担っていたのかもしれない。周りに左右されずに本当にやりたいことをやり抜く覚悟を漫画の、世界の広さを人々の考え方の違いを何も知らない自分の矮小さを小説の登場人物たちを通して知ることができたのかもしれないが、昨今じゃ右を見ても左を見ても異世界!転生!クソチート!である。そりゃ解決策を求めても何も出てこねえだろう(何せ登場人物はクソチートで我が世の春を謳歌しており、現実世界で抱きそうな悩みなんかクソチートで解決できるためである)。

結局異世界クソチート小説も中高生向け自己啓発書も同じ穴の狢なのかもしれない。無論、クソチート小説や中高生向け自己啓発書で救われたりする可能性もないとは言えない。どうしようもない現実から逃れるための唯一の手段がクソチート小説だという人もいないとは言えないだろうし、懐に異世界クソチート小説を捻じ込んでいたお陰で銃弾が心臓を貫かずに済んだという人もいるかもしれない(銃弾止められそうなラノベといえばこのシリーズくらいしか知らないが、クソチート小説にもこのレベルの分厚さはあるのだろうか?)。ただ、安直な解決策の提示はあまり役に立たないんでは?というだけのことである。

そんなこんなで本来の目的地目指して電車に乗る。中高生向け自己啓発書をこき下ろすために来たわけではないのだ。

学士編入試験の過去問を手に入れるために都会に向かい、本屋を見て回り月刊少年ガンガン8月号を入手する。あと新書1冊と創刊したばかりの漫画雑誌。持ってる金の殆どを食費とかじゃなく本とかにつぎ込んじまうから金が無いのではと思うことが多々ある。

近くの公園?で昼飯を食い、直近に受験予定の大学2校分の過去問を印刷する。他にやることも無くなったので早々に帰路につき、atama+の続きをやることにした。国語は最近Twitterで流行ってると聞いた煮込み料理を煮込みながら解いた。

鯉王

文系社会人を経ての無職。 本業は受験生、副業は無職文系。

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