無職104日目

朝から通勤電車に揺られて一路、大学を目指す。

目的は大学に来られるらしい先輩に会い、書類を書いてもらうことである。

少し早めに着いたので久々に大学の図書館で勉強した。卒業生カードを作っていたので図書館には気軽に出入りできる。やはり大学の図書館は快適さが段違いである。机は広いし人は少ないし何より過ごしやすさと「帰ってきた」感がある。学生の頃はここで授業が終わってから閉館時間までずっと勉強していた。懐かしい。

集合は2限開始直後ということだったので待ち合わせ場所に向かったが、まだ来られていないようだった。取り敢えず三角関数を進めていると先輩が来られたので何だかんだ近況報告をしつつ指導教官の居る部屋に向かう。

地震に大雨と災害続きだが、今日は普通に授業がなされていた。

指導教官は2人おり、今日会えたのは1人だけだったが、こちらも近況報告をした。教官はこれから別キャンパスに講義に向かうらしく、割と忙しそうだったので早々に退散し、食堂に向かった。

食堂は学生の活気に満ち溢れており、我々2人は浮きはしないかと若干ヒヤヒヤしていたが問題は無いようだった。

本日のメイン目的である書類を先輩に書いてもらい、私は私で郷里の銘菓を渡した。

医学部を再び受験することは伝えていたが、どの大学を受験するのかは伝えていなかったため、「今話題の医科大学とかは?」と先輩なりの冗句を振られたが、残念ながら私には私学の初年度納入金を支払うだけの能力はないし、ちょっと3000万くらい出してくれるような親父も特に居ないので「国公立で考えてます」と返すにとどめておいた。

学食はご当地フェアーみたいなものをしていたため、鶏つくねとそぼろと刻みネギと半熟卵の美味い丼モノなどを頼んだ。この手の「情報量の多いメシ」が割と好きであるため、至福の昼飯を味わった。他に情報量の多いメシといえば餃子や温玉ぶっかけうどん(冷)、ハンバーグとか野菜のかき揚げとかだろうか。かといってヨーグルトとかの「情報量の少ないメシ」も嫌いではないしむしろ好きである。

昼食後は場所を移してバスや電車の時間まで学内をうろつくことにした。久々に若者の活気というか学問の活気を目の当たりにし、少し元気が出た。

「ま、来年の3月に良い報告が聞けるよう遠くから祈っとくわ」

という先輩のゆるい激励を受け解散した。

都会に向かう電車を待つ間に、不動産屋に賃貸のキャンセルを電話で伝えた。無職でしかも賃貸期間が短い上に、5月〜7月のゴタゴタで延び延びになってしまったのだ、こういう時は借りない方が多分良いのだろう。もしかしたら向こうも無職に貸すのはリスキーだと思っていたのかもしれない、割とスムーズにキャンセルの話が進んだ。

解散後は都会をうろつき、少し早めの時間に帰路に就いた。

地元の幼稚園来の友人、大学の先輩と自分が無職になる前も、そして無職になってからも世話になった。また、もう1人2人、確実に合格を伝えねばならない相手がいる。

自分の今までの人生の中で1番負けられない戦いの時期が来ているのではなかろうか。

文系社会人を経ての無職。

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